過去ログ - 魔法使い「私は、……死神なんだ」
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93:1 ◆HJK0j3SGkU[saga]
2013/09/08(日) 01:39:46.29 ID:1A8wkTzn0
剣士「……いよいよ、極天山に玉があるかもしれないね」

勇者「剣士……、どうして?」

剣士「んー、だってさ。勇者が稲妻の剣を手に入れたって知ったら、魔王としては玉だけは勇者の手に渡したくないじゃん。もし極天山に玉があるなら、拠点になる北の村は押さえておきたいはずだよ」

僧侶「魔王は、玉のある場所を知っているのでしょうか……?」

剣士「オレたちと同じ伝説を知ってるなら、剣と玉は探すでしょ。あっちは手下も大勢使えるわけだし、見つけててもおかしくない」

勇者「そうか……。魔法使いに、なんて言おう」

剣士「……オレたちが何を言っても同じだよ」

勇者「剣士、そんな言い方はひどいよ」

剣士「わかってるよ。ただ、このまま北の村を放ってはおけないじゃん。オレたちにとっても、魔法使いちゃんにとってもさ。……魔法使いちゃんにとっては、きっと、いつかは向き合わないといけないことだったんだ」

勇者「剣士、君は昔から、そうやって変に色々と見通したようなことを言うよね。一人だけいつも冷静な顔をして!」

剣士「勇者がいつまでも子供っぽいからだろ? お前も、魔法使いちゃん巻き込んだんだからさ、責任とって支えてやるぐらいの覚悟持てよ! それができなきゃ、魔王退治のことだけ考えてろ!」


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