過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part 6
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27: ◆zvY2y1UzWw[saga sage]
2013/08/19(月) 00:18:07.91 ID:EdJMQ7dQ0
霧の中、夏樹と元気のないきらりとおかしな奈緒が歩いていた。

目玉型ユニットは広範囲に飛ばしている。霧の中をよく見れば雪景色やら祭りやらなんやら…取りあえず混沌としている。

「李衣菜ちゃん見つかんないのー?」
以下略



28: ◆zvY2y1UzWw[saga sage]
2013/08/19(月) 00:19:04.29 ID:EdJMQ7dQ0
公園は今まで見た中で最も大きな妖怪たちの宴の会場になっている。

「なんかぁ…きらりふりゃふりゃすりゅー…」

幸福でもあるが負でもあるエネルギーの中できらりは少し酔ったような感覚に陥っていた。
以下略



29: ◆zvY2y1UzWw[saga sage]
2013/08/19(月) 00:20:09.81 ID:EdJMQ7dQ0
小山での演奏はもうすでに終わっていたらしく、他の妖怪による別の演目が行われていた。

軽く見渡せばすぐに小山の裏の方で楽器を持つ妖怪と楽しそうにしている李衣菜を見つけることができた。

「…だりー!」
以下略



30: ◆zvY2y1UzWw[saga sage]
2013/08/19(月) 00:21:16.21 ID:EdJMQ7dQ0
「…それで、テンションが上がって家から飛び出してきたと。」

「反省してまーす…」

「まぁ、今日は『そういう日』みたいだし…連れて帰ったりはしないからさ。」
以下略



31: ◆zvY2y1UzWw[saga sage]
2013/08/19(月) 00:23:07.97 ID:EdJMQ7dQ0
十数分後、小山の上…つまりステージに立っていた。

練習に多くの時間はかけられなかった。まあそういう場なのだから仕方ない。

ちゃんと演奏できていたし、歌も心配なさそうだ。
以下略



32: ◆zvY2y1UzWw[saga sage]
2013/08/19(月) 00:24:14.62 ID:EdJMQ7dQ0
演奏は大成功に終わり、一旦解散。それぞれが屋台に行ったり帰ったり…セイレーンもいつの間にか消えてしまっていた。

…そして李衣菜と夏樹は公園の中央から少し離れた位置のベンチに座っていた。

「あー、だりー…あのさ…」
以下略



33: ◆zvY2y1UzWw[saga sage]
2013/08/19(月) 00:25:40.00 ID:EdJMQ7dQ0
「むにゃにょわ…むにゃにょわ…」

「すぅ…すぅ…」

奈緒ときらりは公園を出てすぐの人目が少ない休憩スペースで眠りについていた。
以下略



34: ◆zvY2y1UzWw[saga sage]
2013/08/19(月) 00:26:35.12 ID:EdJMQ7dQ0
…奈緒の内部世界

『お帰りー歌えて幸せ者めーこのこのー』

『…まぁ確かに「私」、とても幸せでした…でも、これは私達のご主人様への裏切りになりませんかね?』
以下略



35: ◆zvY2y1UzWw[saga sage]
2013/08/19(月) 00:27:36.23 ID:EdJMQ7dQ0
霧の中、影も見えず、姿も見えず…けど確かにそこにナニカはいた。

負のエネルギーの影響で、実際は普通に姿を見る事が出来るが。

「ダメ元でやってみたけど上手くいった〜キシシ♪」
以下略



36: ◆zvY2y1UzWw[saga sage]
2013/08/19(月) 00:28:19.07 ID:EdJMQ7dQ0
とある妖怪グループに混ざって祭りを楽しんでいたが、グループの行進がとある場所に近づいていた。

「…!」

例の加蓮がいる女子寮だ。
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