過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part 6
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894: ◆yIMyWm13ls[saga]
2013/09/20(金) 19:48:31.75 ID:5PRqUZ8Yo
小ネタを投下


895: ◆yIMyWm13ls[saga]
2013/09/20(金) 19:49:04.55 ID:5PRqUZ8Yo
これは今から五年ほど前のお話。
まだ私も大人になりきれていなかった頃のお話。


夕方の公園、夕暮れが目に染みるほど綺麗で私は公園のベンチに腰掛けながら空を見ていました。
以下略



896: ◆yIMyWm13ls[saga]
2013/09/20(金) 19:49:35.42 ID:5PRqUZ8Yo
「それじゃ、少し寂しいですよねぇ…」

誰もが私のように一般の家の出ながら自分の魔力を自覚出来る訳ではない。
私は幸い常人の域を超えた魔力だったが故にこの力を自覚出来た訳ではないし、運にも恵まれたのだろう。

以下略



897: ◆yIMyWm13ls[saga]
2013/09/20(金) 19:50:10.23 ID:5PRqUZ8Yo
もっとも、私は数ヶ月『村松』家で過ごしただけなので忘れられてしまっているかもしれません。

なんて思いながらふと公園の遊具のほうへ目を向けてみると一人の女の子が修理中の札の立ったブランコに座っていた。

「あれ……?」
以下略



898: ◆yIMyWm13ls[saga]
2013/09/20(金) 19:50:48.03 ID:5PRqUZ8Yo
知らないままで良いこと、その一端に魔法も含まれるのかもしれない。
魔法使いの存在自体、世界から必要とされていないのかもしれない。

だが、魔力だけではなく不思議な力は世界中にある。

以下略



899: ◆yIMyWm13ls[saga]
2013/09/20(金) 19:51:18.32 ID:5PRqUZ8Yo
「触っても…いい…?」

「いいですよぉ〜♪」

女の子は私の髪の毛に興味津々なご様子。
以下略



900: ◆yIMyWm13ls[saga]
2013/09/20(金) 19:51:54.53 ID:5PRqUZ8Yo
「…そういえばこのブランコ壊れちゃってるから駄目ですよぉ?」

私は故障中の立て札を指さす。

「ううん、大丈夫…私の手がぴかってしたから…た、多分…」
以下略



901: ◆yIMyWm13ls[saga]
2013/09/20(金) 19:52:23.52 ID:5PRqUZ8Yo
「…私以外の人がぴかってするの初めて見た……」

「みんな、信じてくれなくて……いつもぴかって出来るわけじゃないから…」

なるほど、感じる魔力自体は微弱だけど自覚しきれてない…
以下略



902: ◆yIMyWm13ls[saga]
2013/09/20(金) 19:53:06.09 ID:5PRqUZ8Yo
「でも、あなたの魔法は素敵な力かもしれませんねぇ♪」

「すてきな…まほう…?」

「…お姉さんはまほう、教えてくれる?」
以下略



903: ◆yIMyWm13ls[saga]
2013/09/20(金) 19:53:50.01 ID:5PRqUZ8Yo
「…じゃあ…私、まほう…べんきょうするね…」

「…そうですか、一緒に頑張りましょうね」

「お名前、教えてくれますか?」
以下略



904: ◆yIMyWm13ls[saga]
2013/09/20(金) 19:54:18.73 ID:5PRqUZ8Yo
終わり。
日常ネタと聞いてちょっとだけ過去を掘り下げてみた。
さくらちゃん借りました。
ちっちゃいさくら、イヴ、裕美を想像すると色々捗る。


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