過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part 6
1- 20
926: ◆zvY2y1UzWw[sage saga]
2013/09/21(土) 00:56:22.04 ID:xgZRq9330
思い切り油断し、さらに両手が塞がっていたナニカはどんがらがっしゃーんと両手を投げ出す形で転んでしまう。

そのまま加蓮が勢いよく投げ出され、積もった雪に頭から突っ込む。足がじたばた動いてるが、抜けそうにない。むしろ沈んでる。

しかし無慈悲にも影は二人に接近してきていた。
以下略



927: ◆zvY2y1UzWw[sage saga]
2013/09/21(土) 00:57:56.19 ID:xgZRq9330
「…!お、お姉ちゃん!加蓮お姉ちゃんを助けないと!」

「「え?」」

「雪に刺さったままなのー!!」
以下略



928: ◆zvY2y1UzWw[sage saga]
2013/09/21(土) 00:58:49.52 ID:xgZRq9330
「…っと!一丁上がりっ!」

「加蓮お姉ちゃん!ごめんなさい…」

ナニカが加蓮を伊吹から受け取り抱く。
以下略



929: ◆zvY2y1UzWw[sage saga]
2013/09/21(土) 01:00:12.80 ID:xgZRq9330
「あ〜!例の影がいましたよ先輩!ラッキーです、現地の奴らに気を取られて動いてません!」

「よっし!やっと見つけた!」

死神だ。先輩と呼ばれた方の死神…ユズが、杖を取り出した。
以下略



930: ◆zvY2y1UzWw[sage saga]
2013/09/21(土) 01:02:11.50 ID:xgZRq9330
「あ、その影って君のだったんだ…災難だったねー」

柚が4人の目の前にやってくる。

「あれって何だったの…?」
以下略



931: ◆zvY2y1UzWw[sage saga]
2013/09/21(土) 01:05:20.10 ID:xgZRq9330
「わわわ…!お、お姉ちゃん達ごめんなさいっ!!忘れろビーム!」

「「「!?」」」

ナニカから泥がドバっと溢れ出し、手のように変形して『見てしまった』3人に触れ、赤い目が妖しく輝いた。
以下略



932: ◆zvY2y1UzWw[sage saga]
2013/09/21(土) 01:06:38.51 ID:xgZRq9330
加蓮はとりあえず女子寮に戻しておいた。

鍵は泥の腕で容易に操作できた。

「お姉ちゃん、またね…次、『外』ではいつ会えるかな?」
以下略



933: ◆zvY2y1UzWw[sage saga]
2013/09/21(土) 01:08:09.52 ID:xgZRq9330
「…お姉ちゃん、あのお姉ちゃん達と友達になり損ねちゃった。…あたし、やっぱり悪い子だなぁ…。」

暗い路地裏で、空を見上げながら一人思う。罪悪感という物を感じ始めていた。それほど心が成長し始めているのだ。

「帰らないと…」
以下略



934: ◆zvY2y1UzWw[sage saga]
2013/09/21(土) 01:09:08.89 ID:xgZRq9330
『…でも、余計な感情はいらないよな?』

『…白、何を言ってるンだ?』

『お前は感情を持ちすぎた。正義を行うには不必要な感情まで生まれてしまった。』
以下略



935: ◆zvY2y1UzWw[sage saga]
2013/09/21(土) 01:10:27.02 ID:xgZRq9330
「殺す…!つよいお前が…妬ましぃ…!」

嫉妬がなじみ始めているようだ。少し前の時より動きがいい。

飛び掛かってきたが、白兎から鋭利な触手が伸び、彼を貫きつつ引っ張る。
以下略



1002Res/753.83 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice