過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part 6
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961: ◆6osdZ663So[sage saga]
2013/09/23(月) 14:55:48.08 ID:I7S9kHsDo

チナミ「1.まず、誘い込んで一箇所に集めるわ。」

聖來「うん。」

チナミ「2.周囲を水で囲んで閉じ込める。」

紗南「吸血鬼って流水を渡れないんだっけ。」

チナミ「3.祟り場が収束するのを待つ。」

聖來「ああ、収束と同時に太陽が射し込むから。」

チナミ「幾ら装備を固めていても直射日光はダメでしょ。」

聖來「飛んでる札も見かけたし、たぶん祟り場はもうすぐ終わるよね。」

チナミ「ええ。ほんの少し待ってるだけで全員灰に出来るから楽よ。」

紗南「うわぁ・・・・・・。自分では手を下さない辺りがいかにもだよね・・・・・。」

チナミ「ふふっ、褒めても何も出ないわよ。」


チナミ「まあ、と言うか出来れば、私は相手にしたくないのよね。」

聖來「吸血鬼の派閥問題になるからかな?」

チナミ「そう言う事。『利用派』対『家畜派』の構図にしてしまうと、」

チナミ「私自身、地上で動きづらくなるから。」

まだまだ地上で楽しみたい彼女としては、それは御免被る事であった。

チナミ「セイラ達だけで相手してくれないかしら。」

チナミ「さっき手伝ったんだから、いいでしょ?それくらいは。」

聖來と紗南に対する貸し借りをこれでチャラにしようと言う提案である。

聖來「・・・・・・わかった、任されたよ。」

チナミ「それじゃあ、後はよろしくさん。」

それだけ言い残すと、チナミの姿は霧の中に消えていった。


紗南「・・・・・・逃げたね。」

聖來「まあ、仕方ないよ。チナミにも事情があるんだろうし。」

聖來「祟り場がもうすぐ終わるとなると、吸血鬼はあまり長居できないだろうからね。」


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