過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part 6
1- 20
983: ◆zvY2y1UzWw[sage saga]
2013/09/23(月) 23:57:54.23 ID:szrvml9G0
「ややこしいね…色々と。そしてそれを信じる道と思ってるんだね。」

「…どんなに力強く、美しい音も…他の音色とズレてしまえばできるのは不協和音よ…大切なのは合わせる事…自然も人間も…異星の人々も…いつか必ず共存できる。」

「共存…うん、お話聞けてよかったよ。この星に精霊がいるなら…無理に計画を進めることも無いよね。…きっと。」

胸から手を離し、上げた視線を真っ直ぐオトハに向ける。

「私はまだ、地球で生きる。だってあまりにも知らないことが多すぎるから。」

「…信じているわ、貴方の音色が完璧にこの星の人々と調和を奏でる日を…」

動物に埋もれた大精霊と、花の山のようになってしまっている大精霊…

二人はしばらくの無言の後、それぞれの行くべき場所へ歩み出した。

「また、いつか…会おうねっ?」

「…そうね、また…いつか。」

背中合わせに会話をして…二人の姿は消えていた。

大量の花と、たくさんの動物を残して。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/753.83 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice