34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/17(土) 20:44:51.02 ID:aImctMrhO
次の朝、クリスタも私も互いのパンパンにむくんだ顔を見ながら目覚めた。
交わされる言葉はない。
今はうだるような胸焼けと頭痛だけが二人の共通項だ。
「チェックアウトの時間だ…………。忘れ物は?」
クリスタ「ないよ。これユミルのポーチ?」
「私のだ。ありがと」
クリスタ「行こう」
私たちは安い茶屋で少し寝て時間を潰し、部屋を借りるため、街中を歩き回った。
そしてやっと見つけたのが低俗をレンガで固めたような物件の中に存在した比較的まともそうな一室だけだった。
雀の涙ほどの退職金を封筒から引っ張り出して契約印を押した。
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