過去ログ - 席替えは時として、突然に新たな道を作る。
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/23(金) 21:26:49.90 ID:OqE2Szh00
「ここがお前の家か・・・」
川崎家の正面に立って一言。そして周りを見渡す。
「そんなにジロジロ見ても何もおもしろくないよ。」
「いや、他人が見たらおもしろいかもしれん。」
慣れてしまうからこそ面白味を感じなくなったりするのだ。
一発屋芸人が消えるのは同じパターンのネタしかやらなかったりして飽きられてしまうからだ。だからこそ大事なのはフリートークなのだ。
あとは3年目の浮気。相手に慣れてしまい、最初の頃より愛情が冷めていくのだろう。
「で、何かおもしろいことあった?」
「いや、ない。」
本当に特に何もなかった。こういうこともあるだろう。
パラメータが普通すぎるとイベントは起きないのだ。
「・・・入ろうか。」
「・・・ああ。」
そして川崎に促されるまま俺は川崎家に足を踏み入れた。
「お邪魔しまーす・・・。」
「あ、今誰もいないから。」
「え、そうなの?」
「うん、ちょっと親戚の家行ってて・・・。今日は帰ってこない。」
「そ、そうか・・・。」
「べ、別に誰もいないから連れてきたわけじゃないからな!」
「なにそれ、ツンデレ?絶対確信犯でしょ。」
「え、何か言った?」
「なんでもないです・・・。」
川崎の目がとても怖かった。間違いなく狩られるレベル。
「ここがリビングだから、ちょっとソファーに座って待ってて。私部屋で準備するから。」
「おう。」
言われた通りソファーに座る。しかしただ座っても暇なので周りを見渡す。
目に入ったのは家族写真だった。
立ち上がり、写真を手に取る。
「これは・・・」
その写真は恐らく大志が中学入学時に撮ったであろう写真だった。
そして中学3年生の川崎沙希も写っている。
「何か・・・ほとんど変わんねえな。まあ、少し子供っぽいかなってくらいか。」
「あんた何してんの?」
そんなことを考えていたら後ろから声をかけられた。
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