過去ログ - 染谷先輩が可愛すぎて辛い -SS速報VIP

過去ログ - 染谷先輩が可愛すぎて辛い

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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/08/17(土) 21:05:59.94 ID:E7FfDHgMo
@軽口と膝に乗って

静かな部室にマウスのクリック音だけが響いている。

一人なのでネト麻を始めたのだが、今日はとても調子が良い。

気分良く始めた五戦目が南入したところで入口の扉が開いた。

「おはようさん」

染谷先輩だ。

「おはようございます」

一瞬だけ画面から視線を外して挨拶を返し、また画面に向き直る。

「まだ皆来ておらんのか。てっきり、わしが最後と思うたが」

「部長は一番に来てましたよ。途中で学生議会の方に呼び出されて行っちゃいました。今日は戻れないそうです」

「あん人も忙しいからのう」

「咲は風邪だそうです。死にそうな声で電話がありました」

顔も見ずに話すのも失礼かと思ったが、染谷先輩に気にした様子はない。

むしろネト麻を途中でやめた方が、真面目にやらんかと怒られそうな気もする。

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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/08/17(土) 21:06:43.49 ID:E7FfDHgMo
「あとの二人はどうしたんじゃ？」

「家の都合と、タコスの食い過ぎだそうで」

「どっちが誰の理由か聞くまでもないのう……」

以下略

3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/08/17(土) 21:08:08.58 ID:E7FfDHgMo
六戦目を始めると、染谷先輩は立ったまま画面を注視し始めた。

「座らないんですか？」

二人しかいないため、椅子は十分に余っている。

以下略

4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/08/17(土) 21:08:50.25 ID:E7FfDHgMo
「え……？」

ふわりと良い匂いがした。

使っているシャンプーの香りだろうか。

以下略

5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/08/17(土) 21:09:36.29 ID:E7FfDHgMo
「ええと、染谷先輩？」

「なんじゃ？」

「これはどういう状況なんでしょう？」

以下略

6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/08/17(土) 21:10:30.01 ID:E7FfDHgMo
しばらくすると、上家からリーチがかかった。

勝負するような手でもないので、素直に降りることにする。

「賢明じゃな」

以下略

7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/08/17(土) 21:11:24.98 ID:E7FfDHgMo
少し斜めになっているが、俺の左腕に自分の手を絡み付かせることで、ずり落ちるのを防いでいる。

左腕に感じるこの格別の柔らかさは、ひょっとしたら胸ではないだろうか。

和には敵わぬまでも、少なからぬ存在感を主張している。

以下略

8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/08/17(土) 21:12:19.29 ID:E7FfDHgMo
「もう昼か」

12時を報せるチャイムが響いた。

「昼食のあとに今日の牌譜をチェックして、終わりにしようかの」

以下略

9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/08/17(土) 21:16:03.40 ID:E7FfDHgMo
「調子良かったのう」

「ええ、まあ……」

覚えているのは染谷先輩の感触のみで、対局の話を振られても困ってしまう。

以下略

10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/08/17(土) 21:16:59.63 ID:E7FfDHgMo
後日。

咲、和、優希と対局をしていたが、全然振るわない。

何を切っても振り込んでしまうし、テンパイすらできやしない。

以下略

11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/17(土) 21:47:07.91 ID:OW6WZbh7o
乙

もしかして

咲の登場人物であるところの染谷まこ及び他の人物達に関する一千一秒物語

以下略

12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/08/17(土) 22:19:20.88 ID:E7FfDHgMo
なぜわかってしまうのか、不思議
その1です

13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/17(土) 22:58:34.94 ID:rvXjwAAgo
おお！
前作も面白かったし期待

14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/17(土) 23:09:11.95 ID:EkQMqju9o
乙
なんという小悪魔

15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/17(土) 23:19:37.93 ID:cKmdGqfPo
乙ー！
すばらですっ！

16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/17(土) 23:42:09.85 ID:GGCAeVgAo
乙

17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/17(土) 23:49:31.83 ID:y6HJ24Tro
帰ってきてしまったのか
それにしてもさすがのクオリティ

18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/18(日) 01:21:33.92 ID:42mzVlFpo
またお前か
球磨川を出したのは意味不明だったけど今作には期待させてもらいますよー

19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/18(日) 21:26:32.76 ID:431LtmJgo
@いつかその口に

校舎の屋上。

すでに放課後で部活が始まる時間のせいか、他には誰もいない。

以下略

20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/18(日) 21:27:01.46 ID:431LtmJgo
お弁当を食べ進めていると、ドアが開く音がした。

振り向くと、そこには先ほどまで部室にいたはずの染谷先輩がいた。

俺に会いに来てくれたのだろうかと自惚れた考えが浮かんでしまう。

以下略

21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/18(日) 21:27:39.53 ID:431LtmJgo
「そ、染谷先輩？」

「なんじゃ？」

寝返りをうって仰向けになった染谷先輩と目が合う。

以下略

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