過去ログ - 御坂「あんたのこと」食蜂「大好きよぉ」
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8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/17(土) 22:06:29.29 ID:BX4MDBAAO
〜4〜

ステイル『やったか!?』

貝積「やられたのか?!」

神裂『まだ!』

雲川「まだだ」

風斬が紫電を叩きつける中へ神裂が飛び込み、左手の鞘で突きを繰り出し、風斬が身をよじってかわす。
そこから独楽の動きで回りながら雷剣を振り抜くも、神裂が逆手に構えた刀で受け止めては蹴り剥がす。
風斬も壁面をガリガリと削りながら後退るも、0から100の急加速から身体ごとぶつけるように突く。

ステイル『何故魔術を使わない神裂!?』

貝積「成る程虚数学区による術的圧迫か」

神裂『(魔力が循環不全を起こして!)』

雲川「それくらい私だって考えてるけど」

天上と地上に分かれながら同じ場面を異なる画面で見やるステイルと雲川、神裂と貝積の声が交差する。
魔術サイドに対する切り札とも言える『人工天使』、魔術世界の核兵器とまで言われる『聖人』もまた。

風斬『――貴女達が!私の大事な友達を!私の大切な親友を!』

神裂『っ』

動く事雷震の如し。神裂の目端にすら映らない『光速』移動で突きを放って、神裂が振り向き様に払う。
押し戻しされる風斬、だが押し返す神裂もまた蹈鞴は踏まずに体当たりし両者が宇宙空間で縺れ合った。
だが鋼糸による命綱を許さぬ風斬が切り込み、神裂が後手に回る他ない剣戟を次々浴びせて行き、更に。

風斬『返してぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!』

第三次世界大戦にて、数多の魔術師を地殻ごと吹き飛ばした風斬の雷光が宇宙開闢を思わせる光を放ち。

神裂『“伴天連奉納兼光透晶”』

モニターがホワイトアウトするほどの万雷が要塞上に降り注がんとし、そこで神裂も二本差しにしていた

神裂『“草紙断ち”!』

天草式十字凄教秘蔵の霊装にして不世出の大業物、一千枚重ねた和紙を撫で切りにする草紙断ちを抜き

神裂『ハアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!』

真っ向から雷光を切り裂き、泣き別れた雷が要塞の三分の一を消滅させ、あまりの破壊力に思わず神裂が

神裂『くっ』

堪らず膝を屈し、頭を垂れ、張り巡らせた鋼糸まで焼き切られ草紙断ちを杖代わりに立ち上がらんとした

風斬『これで!』

その時であった。




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