過去ログ - 御坂「あんたのこと」食蜂「大好きよぉ」
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81:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/17(土) 23:34:33.82 ID:BX4MDBAAO
〜96〜

これは一体何なんですの?確かわたくしはパトロール中に、不審者達の後を追って路地裏に入って撃たれて

新入生「――ごっ!?があああああああああああああああ?!」

結標「私の黒子に何すんのよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」

……これは血が足りな過ぎて暈けた頭が見せた幻想なんですの?何故結標淡希がわたくしを助けになど……
というより、一人残らず壁に埋め込むのはおよしなさいな。いくらわたくしでもそこまでやりませんわよ?

佐天「白井さん!しっかりして!ああ!良かった!生きてる!」

どうして佐天さんが結標淡希と一緒に?それに『私の黒子』とは一体何の冗談ですの?わたくしと貴女は。

結標「コード51早く繋がりなさい!黒子が助からなかったら貴方達まとめて愉快で素敵なオブジェよ!」

敵同士だったはず。だのに何故そんな泣き笑いの表情でわたくしを抱き締めて来るんですの?これでは……

結標「黒子!黒子!!黒子!!!貴女って子は本当に馬鹿ね!」

生き別れた双子か、死に別れた恋人のようではございませんか。

〜96.5〜

固法「佐天さん!?どうして貴女がここに?!それに貴女……」

佐天「ええと、これにはちょっと深いワケがあるんですけども」

結標「……色々と訳ありだけど、私は黒子の敵じゃあないわよ」

ここ最近、思い詰めてる様子だった白井さんが飛び出して行って撃たれたのだと知って現場に急行して……
私はうちに良く出入りしている佐天さんと、9月頃に白井さんと一悶着を起こした結標さん達に出会した。
今、私達は白井さんは緊急手術を終えてカエルみたいな顔したお医者さんの病院にいる。訳がわからない。

固法「……救急隊員に聞いたわよ。貴女が白井さんを手当てして救急車を呼んでくれたって。だから……」

結標「………………」

固法「ありがとう。白井さん、この頃根を詰めてて危なっかしかったから。貴女達がいてくれて良かった」

佐天「(あー、そう言えばこの頃の白井さん、御坂さんと上条さんが付き合い始めて落ち込んでたんだ)」

訳がわからないけど、ひとつだけわかった。この人は心の底から白井さんを心配してる。きっと私よりも。

結標「……あの子、しっかりしてそうでたまにとんでもない事するから目が離せないのよね。本当に……」

彼女を理解している。




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