過去ログ - 御坂「あんたのこと」食蜂「大好きよぉ」
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84:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/17(土) 23:39:29.84 ID:BX4MDBAAO
〜99〜

結標「退院、おめでとう」

白井「どういたしまして」

四日後、白井は一週間の入院を『四日』で切り上げたにも関わらず、結標は当然のように病院玄関にいた。
前回は地下街で再会したが未来を知っている結標が先回りしたのだ。にも関わらず白井は『驚かなかった』

白井「色々とお世話になりましたの。よろしければ何かお礼を」

結標「お礼ね?うふふ、良いのよ私が勝手にしてるだけだから」

白井の車椅子を押しつつ結標は晴れ渡る冬空を見上げ、白井は落ちる影を見つめてふーっと溜め息を吐く。

白井「少し見ない間に随分と丸くなられましたのね?結標さん」

結標「……色々あったのよ。角が磨り減って丸くなる程度には」

車椅子を押す形で良かったと結標は思った。今では違和感さえ覚える『結標さん』という呼び方に対し……
ほんの少し悲しくなる。だがこれで良い。恋人に戻れなくても、友人にはなれるかも知れないと思いながら

結標「――退院祝いに何か食べに行かない?庶民のお店だけど」

前回とは違う店で携帯電話を買い換え、食事をし、服を見繕う。だがクリスマスライブには誘わなかった。

〜99.5〜

上条「あー、結標さん?これは一体どういう事なんでせうか?」

禁書目録「ええとねとうま、こもえのお家で軍鶏鍋食べてたら」

結標「お邪魔してるわよ上条君。ちょっと話したい事があって」

……何か美琴と公園でだべって帰って来たら家に結標さんが来てた。そういやあいつも様子が変だったな。
『未来人って信じる?』だとか『私を置いてイギリスに行ったりしない?』だとか訳わかんねー事言って。
インデックスの命が危ないとかそう言う事情じゃない限り何で俺が美琴を放り出してイギリスに行くんだ?

上条「へいへい。じゃあお話を伺いますよっと。美琴にバレたらこの浮気者とか言われるから手短にな?」

結標「ええ。その代わりお願いが一つあるのよ。貴方達二人を一発ずつ殴らせてくれないかしら?グーで」

上条「へいへい、え」

禁書目録「グー?え」

そう思った瞬間、結標さんに思いっきり腰の入ったパンチで殴られて俺は気絶した。後の事は覚えてない。

土御門「かみやーん、ちょっと手を貸してもらいたい事がって結標どうしてお前がここにいるんだぜい?」

それから気付いたら。




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