49: ◆iIfvn1jtvs[saga]
2013/08/21(水) 21:51:21.95 ID:ulFJrS+I0
天才「俺? 俺はこれを使うんだ」
天才はポケットから飴玉ほどの赤い球を取り出した。
天才「これは苦みを限界まで凝縮した丸薬。俺の変身方法は一定以上の苦味を感じる事で変身できる。で君は?」
青年「俺は自分の心臓を貫く事です」
天才「……変身ってのは体に負担をかけたり副作用があったりする。今は気付かなくてもそのうち気付く事もあるから気をつけた方がいいよ」
青年「はい」
眼鏡「お茶とコーヒーどっちがいいですか?」スタスタ
青年「どっちでもいい」
天才「お茶ちょうだい」
眼鏡「どうぞ」スッ
天才「ありがとう」
青年「あと一つ聞いてもいいですか?」
天才「何?」
青年「天才さんは何のために戦ってるんですか?」
天才「それは……」
青年「……」
天才「分からない、かな。ただ目の前に敵がいるから戦う。それだけ」
青年「……」
天才「こんな答えしか出せないかな」
青年「いえ、ありがとうございます」
212Res/143.57 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。