過去ログ - 朝日奈「さくらちゃんのバカァ!」さくら「我の台詞だ!」
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15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/18(日) 16:57:23.50 ID:saby7qqI0
教師「えーでは。今日のHRは以上。あまり遅くならないうちに寮に帰りなさいよー」


 先生がいつも通り終業を知らせて教室を去っていく。
いつも…なら。
身支度を済ませて、帰ろうとした所に…
葉隠れクン辺りに掴まってカラオケとかに連行されるんだけど…。今日は違う。
皆がピリピリとした緊張を張っている。



「さて…そろそろ始めるか…」



 緊張を破ったのは、意外な人だった。

苗木「十神クン…?」

十神「聞こえなかったか?始めるかといったんだ。どうせお前たちは、場所の準備などしていないだろうからな?」


 十神クンは颯爽と教壇の前に立って、ニヒルに笑った。
お昼休みに見た霧切さんの笑いと同じはずなのに、彼のはどう見ても人を見下した冷めた笑みだ。

十神「そんな愚鈍なお前たちに、俺は興味があったので準備してやることにした!」

 そういうと、十神クンはパチンッと指を鳴らした。それに呼応するように。

ジェノ「あらほらさっさ〜♪」


 腐川さ…いや、多分今はジェノサイダーの方だ。異様にテンションが高い。
ジェノサイダーは、十神クンの指に呼応して、黒板に大きな模造紙を張りつけた。


朝日奈「これは…?」
苗木「地図…?」


 十神クンはまた嫌な笑い方をしながら僕を指差した。

十神「言い出しっぺのくせに何もしないとはな!笑わせる。
これがこの学園をスタート地点に置いた場合のトライアスロンのルートだ!
海までが遠いから、順番はラン→バイク→スイムの順番だ。
スイム1.5km・バイク40km・ラン10kmのショートディスタンスだ。
ちゃんとルート上には十神財閥の人間がスタンバイしている。


別にお前たちのためじゃないぞ?勘違いするな?俺が興味あったからだ!」



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