過去ログ - 朝日奈「さくらちゃんのバカァ!」さくら「我の台詞だ!」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]
2013/08/18(日) 19:19:26.53 ID:saby7qqI0
石丸「そ…そろそろろろ…はじ…はじ…まる…のか……」
むくろ「え?石丸クン。もしかしてもなくて緊張してるよね?」
石丸「あ…ああ…兄弟はおろか。僕の走りによって大神くんの命運まで握っていると考えると……」
むくろ「命運って…。戦場じゃないんだから…さ…」
石丸「何を言う!戦場ではないか!大神くんと朝日奈くんの戦いの場だ!
確かに銃撃戦や流血はないが、これも立派な戦場だ!
僕は走り続けるぞ!兄弟にたすきを渡すまで!」
むくろ「(戦場…)…そっか。
……そうだよね。うん。じゃあ…私も。本気だすね!」
黒服「はい…。承知いたしました…。
それではお二方。開始の銃声を鳴らさせていただきます。
それを合図に10kmを走破してください」
葉隠「あっちゃー。戦刃っちに戦場とか言ったらダメダメだべ。
戦刃っち本気だしちまうべ!」
霧切「確かにそうね。でも、石丸クンもその会話のおかげで緊張が解けたみたいよ?
あの顔、覚悟を決めた顔よ…」
霧切さん…。本当にノリノリだ。多分漫画だと【キリッ】って入りそうなくらいに。
山田「うーーーーむ。しかし緊張しますな…。
戦力差がこれほどまでに圧倒的な二人…。どうなることやら…」
黒服の指に力が入っていくのが、画面越しに分かる。
銃声が鳴る…。それが近づくたび、僕の鼓動も早くなる。
黒服「いきます…3…2…」
石丸「…ゴクリ…」
むくろ「……」
黒服「1……」
パァン!!
二人が一斉に地面を蹴った!
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