過去ログ - ほむら「もう一度だけ逢いたい」
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11: ◆bvqVN1tP96Fx[saga]
2013/08/18(日) 20:09:11.21 ID:3zfOmQ280

「また明日ね」

「はい、また明日」

夕焼けの中、一人で家路につくほむら。

「うう、吐きソう」

救急車を呼ぼうと試みる。
ほむらの周囲には魔力の波が広がり、リボンは轟々と輝いていた。

「橋を渡りきったら公衆電話があルはず」

「あっ」

地面に顔から倒れる。


――――――――――――――――――
――――――――――――



結構な時間、気絶していたようだ。
鼻が折れ曲がり、血がぼたぼたと垂れている。


随分『長いこと』倒れていたようだ。


『美国さん。これは?』

『さあ。何かを思い出しそうになってるのかしら?
どうやら別次元の存在のようですし・・・』

『別次元?』

『彼女は魔法少女として生を受けたのは知ってるわよね。
さらに、円環の理に関連する遺物を持ち合わせている。
この二点からそのように推測した』

『ふふ。美国知事さん。しばらく、素に戻ってたわね』

『言うな』





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