28: ◆bvqVN1tP96Fx[saga]
2013/08/18(日) 20:59:01.10 ID:3zfOmQ280
□見滝原駅前
「それではこの辺で。そうそう暁美さん――」
「なんですか? 志筑さん」
「――先ほど、どんな手段でもと仰いましたが、どこまでする気ですか?」
「力ずく・・・は駄目ですね。穏便に、録音くらいでしょうか」
「面白いお方。ふふ、それではまた明日」
ほむらが視界から消え去るまで、仁美は気丈に振る舞った。
「志筑さん――ですか」
最後の最後までほむらと打ち解けられなかったことを痛感した。
仁美と別れた後、再びリボンを見つめ続けるほむら。
「さっきより色が濃いよね・・・」
――リボンに想いを込めてくれるかな
夢の中で聞いた台詞を思い出し、魔力を注ぎ込んでみるほむら。
するとリボンがますます紅みを帯びた。
「やっぱり・・・! あの夢は本当だったのかな」
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