過去ログ - 岡部「愚行移山の」 ほむら「オブサーバーズ」 まどか「二スレ目だよ♪」
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◆ziIVTRHhh5Cl
[saga]
2013/08/18(日) 21:31:36.17 ID:EwGqEjBjo
岡部はそこまで念話で伝えると、再びフェイリスと話し始めた。
岡部「……早く席に案内してくれないか? 客がつまっていると思うのだが」
フェイリス「ニャニャ!! そういえばそうだったニャ!! じゃあ二人ともこっちに来てくださいニャん♪」
フェイリスに連れられ、岡部とほむらは席に着く。
ほむら「……」キョロキョロ
前述の通り、ほむらにとってはあまり見慣れない場所なので、ほむらは辺りを見回してしまう。
明るい店内と、自分達の持つ空気が余りにも不釣り合いだと思った。
岡部の方を見ると、岡部も辺りを見回していた。
しかし、意味合いはほむらと違ったらしい。
岡部「フェイリス、ダルはいないのか?」
フェイリスに岡部が訪ねる。
どうやら、岡部はここでダルという人物を捜すらしい。
ダルという男はこの店によく来るのだろうか。
岡部の問いに、フェイリスの顔が微かに陰った。
フェイリス「……ダルニャンは、最近来ないニャ……、ユキニャンも。
この前までは毎日来てたのに……ニャにかあったのか心配ニャ……」
フェイリスは沈んだ声で言った。
それを聞いてほむらは、どうやらダルという人物が今日この店に来る確率は低いだろうなと
思っただけだったが、岡部の方を見てみると、どうやら岡部は違う考えのようだった。
岡部「何……? ダルが、来ていないだと?」
岡部の顔は青くなっていた。
同じ店に毎日来なくても、そうおかしいことではないとほむらは思ったが、岡部にとっては違うらしい。
岡部「済まないフェイリス、急用ができた」
そう言うと、座ったばかりの席を立ち上がり、店を出ていこうとする。
フェイリス「ニャ!? ご注文はいいのかニャ!?」
岡部「いらん、これで許してくれ」
焦るフェイリスの声に、岡部は懐から財布を取り出すと千円札を取り出し、テーブルに叩きつける。
フェイリス「ニャ!? こんなの受け取れニャいニャ!!」
さらにフェイリスが焦った様子を見せる。
が、岡部はさっさと店を出ていってしまった。
ほむら「ま、待ちなさい……」
ほむらも突然の岡部の豹変に戸惑いつつも、岡部を追って店を後にした。
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