過去ログ - 岡部「愚行移山の」 ほむら「オブサーバーズ」 まどか「二スレ目だよ♪」
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15: ◆ziIVTRHhh5Cl[saga]
2013/08/18(日) 21:40:30.88 ID:EwGqEjBjo

岡部「!?」

Qβ『なっ……』

 その事実に、岡部だけでなく、これまでの状況を静観していたQβまでもが絶句する。

 ユキという人物を知らないほむらにとっては、あまり現実味のないことであったが。

ダル「いや、殺されたんだよ……、魔女に!! 僕はそれをただ……黙って……ウッ、オェェェェェェェェ!!!!」

岡部「ダル!?」

 虚ろに呟いていたと思っていたダルが、いきなり口元を押さえ、胃の中の物を吐き出す。

 が、数日間何も食べていないようで、胃液だけがその口から吐き出された。

岡部「大丈夫か?」

 岡部は、そんなダルに心配そうに駆け寄る。
 それを見たほむらの顔が、少しだけ歪んだことは誰にも知られることはなかった。
 もちろん、ほむら自身も気づかない。

ダル「……何だよ……あっち行けよ……」

 ダルは俯くと、再度虚ろな言葉を紡ぐ。
 岡部は、壁により掛かっているダルの元まで歩くと、片膝をついた。

岡部「いいか、ダル。よく聞くのだ」

 岡部はゆっくりと、しかしはっきりと言葉を紡ぐ。
 その言葉の力強さに、ダルだけではなく、
 Qβやほむらですらも岡部の紡ぐ言葉を、身じろぎ一つせずに聞いていた。



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