過去ログ - 岡部「愚行移山の」 ほむら「オブサーバーズ」 まどか「二スレ目だよ♪」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2013/08/18(日) 21:20:29.08 ID:EwGqEjBjo
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岡部「やはり、ダルではないとDメールは完成しないのか?」
ほむらの家で、椅子に力無く腰掛けた岡部は唐突に呟いた。
ほむら「……どう言うこと?」
ほむらは岡部の言葉の真意を聞くため、俯いた顔を上げる。
しかし、その動きは緩慢で、出来の悪いスローモーションの様だった。
ほむらの言葉に、岡部も同じく緩慢な動作で頷いた。
岡部「……ああ、……昔、言ったよな? 前の世界線でタイムマシンを開発したのは、……助手と、ダルだった」
ほむら「…………?」
ほむらは岡部の話の全貌を把握できない。
こういうことは多々あった。
岡部はほむらのことを理解しているのに、ほむらは岡部倫太郎を理解することが出来ないでいた。
岡部「Dメールは、もしかしたら……」
―――― ダルにしか、作れないのかもしれない。
そう言うや否や、岡部はゆっくりと立ち上がる。
ほむらは未だに戸惑っていた。
ほむら「何をするの?」
岡部は小さく答えた。
岡部「……秋葉原に行く」
そう言って岡部は歩き去ってしまう。
ほむらは慌てて立ち上がる。
ほむら「ま、待ちなさい……。置いていかないで……」
そう呟いて、岡部を追いかけていった。
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