53: ◆0Lav.Bhf0A[sage]
2013/09/14(土) 09:47:32.06 ID:izlEyAuj0
アルミン「このことから仮説を立てた」
アルミン「芋も麦も」
アルミン「甘い物を甘くない形にして根や種に保存している」
マルコ「ふ〜ん 成程」
マルコ「けど なんで今その話をするんだい?」
アルミン「植物の種類が違っても 同じ物を採取することができるんだ」
アルミン「つまり」
アルミン「芋からヨーカンの材料が手に入る」
ベルトルト「それってもしかして・・・」
アルミン「あぁ あの柔らかな素体がカタクリコXになるんだ」
マルコ「・・・あれに突き刺すのか」
マルコとベルトルトは想像するのをためらった
以前の談話だけでも夢想の世界は大きく広がった
そこに現実が入ってくる・・・
否
現実に挿れると一体どうなってしまうのか?
彼らの夢想の翼を持ってしても辿りつけない世界の存在
ベルトルト「マルコ 震えているけれど大丈夫かい?」
マルコ「武者震いだよ」
マルコ「そういうベルトルトこそ」
ベルトルト「僕もそうだよ」
強がっている事は互いに理解している
これから起こることが歴史を覆す規模の出来事であることも
それでも
逃げずに真正面から向きあう強さ
そして
アルミン「2人とも固くなり過ぎだよ」
アルミン「カタクリコXに突き刺す時までとっておきなよ」
歴史を覆そうとする最強の漢
アルミンの小さな体が
本当に
本当に大きく見える
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