10: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/18(日) 22:37:33.02 ID:px5GbtGY0
京介「……う、ぐぐ」
こ、このヤロー……。 好き放題言いやがって!
俺はお前が相談があるっつうからここでこうして向かい合っているんだぞ!?
11: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/18(日) 22:38:02.43 ID:px5GbtGY0
正直言ってすげえうざいぞ。 いくら可愛くてもうざい物はうざい!
だけど、それすら補って余りあるほど可愛い。
いやそうじゃねえ! 今は桐乃が可愛いとかそういう話じゃねえんだった! なんて奴だ。 魔女みたいな女だぜ……。
12: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/18(日) 22:38:38.13 ID:px5GbtGY0
俺がそう聞くと、桐乃は今の今までべらべらと喋っていたというのに、急に黙る。 そっぽを向いて、聞こえなかった振りをしている様だ。
うむ、なんていうかあれだ。
分かりやすっ!
13: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/18(日) 22:39:04.14 ID:px5GbtGY0
桐乃「う……」
桐乃「……分かった。 話す」
やーっと話す気になったか。 つか、ここまで話すのを躊躇っているとなると、内容はぶっちゃけ聞きたく無いんだが。
14: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/18(日) 22:39:58.49 ID:px5GbtGY0
京介「すとおおおおおっっっぷ!!! 待て!! ちょっと一旦待て!!!」
桐乃「な、なに? あんたが話せって言ったんじゃん!!」
京介「それはそうだけど、ちょっと待ってくれ! 俺にも考える時間が欲しいんだよ!」
15: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/18(日) 22:41:13.73 ID:px5GbtGY0
まず、何かの聞き間違いの可能性は……無いな。 はっきり聞こえてしまったし。
でも、俺は断じてその……あれだ。 こ、子供が出来るような行為はやっていないはずだ。 あるとしたら……。
あれか? 酒を飲んで二人して酔っ払ってたときか!?
16: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/18(日) 22:42:13.37 ID:px5GbtGY0
もし、もしもだぞ? 桐乃にその……子供が出来てたとして。
そ、それはもう大変なことになってしまうぞ。 てか、何の知識も無い俺たちがしっかり育てられるのかどうか……だよな。
それもそうだが、なんつうか。
17: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/18(日) 22:42:39.71 ID:px5GbtGY0
京介「……よし。 良いぞ」
桐乃「なが。 折角話そうかと思ったってのに」
京介「わ、悪い。 ちょっと驚いちゃってな」
18: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/18(日) 22:43:22.06 ID:px5GbtGY0
京介「……病院にか?」
桐乃「……病院? あー。 それはまだ。 元気良さそうだし」
京介「え? それってもう分かる物なのか? いや、つうか病院はさすがに行った方が良いだろ」
19: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/18(日) 22:44:43.27 ID:px5GbtGY0
桐乃「なんであたしになるッ!? あたしじゃなくて、猫だっての!」
……猫? 猫ってあれだよな。 動物の猫、だよな?
ん……? あれ、ちょっと待てよ。 なんか会話が噛み合っていない気がしてきた。
20: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/18(日) 22:45:11.39 ID:px5GbtGY0
京介「つまりはあれだよな? 桐乃に子供が出来たとか、そういう話では無いんだよな?」
桐乃「あたしに子供……?」
桐乃「は、はぁ!? そんなワケ無いでしょ!! だ、だってしてないんだし!!」
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