13: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/18(日) 22:39:04.14 ID:px5GbtGY0
桐乃「う……」
桐乃「……分かった。 話す」
やーっと話す気になったか。 つか、ここまで話すのを躊躇っているとなると、内容はぶっちゃけ聞きたく無いんだが。
14: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/18(日) 22:39:58.49 ID:px5GbtGY0
京介「すとおおおおおっっっぷ!!! 待て!! ちょっと一旦待て!!!」
桐乃「な、なに? あんたが話せって言ったんじゃん!!」
京介「それはそうだけど、ちょっと待ってくれ! 俺にも考える時間が欲しいんだよ!」
15: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/18(日) 22:41:13.73 ID:px5GbtGY0
まず、何かの聞き間違いの可能性は……無いな。 はっきり聞こえてしまったし。
でも、俺は断じてその……あれだ。 こ、子供が出来るような行為はやっていないはずだ。 あるとしたら……。
あれか? 酒を飲んで二人して酔っ払ってたときか!?
16: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/18(日) 22:42:13.37 ID:px5GbtGY0
もし、もしもだぞ? 桐乃にその……子供が出来てたとして。
そ、それはもう大変なことになってしまうぞ。 てか、何の知識も無い俺たちがしっかり育てられるのかどうか……だよな。
それもそうだが、なんつうか。
17: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/18(日) 22:42:39.71 ID:px5GbtGY0
京介「……よし。 良いぞ」
桐乃「なが。 折角話そうかと思ったってのに」
京介「わ、悪い。 ちょっと驚いちゃってな」
18: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/18(日) 22:43:22.06 ID:px5GbtGY0
京介「……病院にか?」
桐乃「……病院? あー。 それはまだ。 元気良さそうだし」
京介「え? それってもう分かる物なのか? いや、つうか病院はさすがに行った方が良いだろ」
19: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/18(日) 22:44:43.27 ID:px5GbtGY0
桐乃「なんであたしになるッ!? あたしじゃなくて、猫だっての!」
……猫? 猫ってあれだよな。 動物の猫、だよな?
ん……? あれ、ちょっと待てよ。 なんか会話が噛み合っていない気がしてきた。
20: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/18(日) 22:45:11.39 ID:px5GbtGY0
京介「つまりはあれだよな? 桐乃に子供が出来たとか、そういう話では無いんだよな?」
桐乃「あたしに子供……?」
桐乃「は、はぁ!? そんなワケ無いでしょ!! だ、だってしてないんだし!!」
21: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/18(日) 22:46:27.35 ID:px5GbtGY0
京介「ほ、ほう……」
桐乃「……なによ?」
京介「……覚えてるか。 一昨日のこと」
22: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/18(日) 22:47:24.85 ID:px5GbtGY0
京介「あ、京介入ってたの? でも今から服また着るのは面倒だし〜。 あたしも入る」
京介「と、お前は言ったな?」
桐乃「……言ったケド」
23: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/18(日) 22:48:00.17 ID:px5GbtGY0
京介「ど、こ、が、だ、よ! お前の方がよっぽど変態じゃねえか! この変態!」
桐乃「あたしはそんなんじゃなーい!! ぶ、ぶっ飛ばす!」
桐乃は言い、コタツから身を乗り出し俺に掴みかかってきた。 いつも言われっぱなしの分、言ったら案外すっきりしたな。 はは。
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