過去ログ - 桐乃「行ってきます」
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157: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/21(水) 13:31:38.20 ID:qsOOelxu0
京介「分かった! もうここまで来たらヤケだな! 任せろ桐乃!!」

「たかがトイレ一つで騒々しいわよ。 もう少し静かにいちゃついて頂戴」

と、俺が叫ぶとすぐに今の方から黒猫の声が聞こえて来る。
以下略



158: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/21(水) 13:32:09.48 ID:qsOOelxu0
そんなことを思い、トイレの中へ入った。

トイレの中へ入った。

いやきっつ!! これかなりキツイぞ!? そりゃあ、昔……桐乃がまだ小さい時。
以下略



159: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/21(水) 13:32:37.72 ID:qsOOelxu0
京介「……えーっと」

桐乃「……こっち見ないでね」

京介「み、見ねえよ。 アホ」
以下略



160: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/21(水) 13:33:05.22 ID:qsOOelxu0
ま、まさかこいつ……その、する時も「今からするから」とか言うんじゃなかろうな!? だとしたら俺は逃げるぞ! 全力で逃げる!

そんな俺の心配を他所に、布が擦れる音がする。 制服のスカートが桐乃の肌と擦れている音だろう。

マズイ。 マズイマズイマズイ! お、俺はどんな顔してりゃ良いんだよ!?
以下略



161: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/21(水) 13:34:45.30 ID:qsOOelxu0
京介「だ、大丈夫そうか?」

桐乃「……うん」

耐え切れず話しかけたのは良いが、会話が続かない。 俺ってこんな桐乃相手に緊張する奴だったのかよ!
以下略



162: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/21(水) 13:35:13.60 ID:qsOOelxu0
桐乃「ば、ばかっ!! 見るなって言ったじゃん!!」

桐乃は叫び声にも似た感じで言うと、俺の頭を思いっきり叩く。

京介「い、いってえ! だ、だってよ……流す音聞こえたから」
以下略



163: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/21(水) 13:37:03.96 ID:qsOOelxu0
桐乃「お、音消す為に決まってるでしょ!! ばか!!」

桐乃はさっき殴られた威力には遠く及ばない力で、俺の頭をぽかぽかと叩く。

京介「悪かったって! 本当にすまん! だから、頼むから早くしてくれ!」
以下略



164: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/21(水) 13:37:29.94 ID:qsOOelxu0
京介「……はぁああ」

黒猫「ふふ。 どうしたの? そんな死にそうな顔をして」

京介「察しろ。 俺はもう一日の体力を使い切ったぞ……」
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165: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/21(水) 13:37:55.84 ID:qsOOelxu0
桐乃「あんた絶っ対! 許さないから」

普段だったらこんな事が起きた後は、必ず俺から距離を取る桐乃だが、生憎今日はそうは行かない。 離れようと思っても離れられないからな。

まあその所為で、俺は先ほどから桐乃に足をゲシゲシと蹴られているわけだが。
以下略



166: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/21(水) 13:38:30.28 ID:qsOOelxu0
黒猫「待ちなさい。 沙織」

黒猫がそれを途中で止め、なにやら沙織に耳打ち。

沙織「い、いやあ……しかしですな、黒猫氏」
以下略



167: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/21(水) 13:39:34.97 ID:qsOOelxu0
沙織「そう仰いますと?」

黒猫「桐乃はいつも、京介に向かって酷いことばかりしているじゃない。 二人っきりの時はどうか知らないけれどね」

黒猫「でも、こうして物理的に近い距離にずっといれば、少しは変わるかもしれないわよ?」
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