31: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/18(日) 22:52:48.63 ID:px5GbtGY0
そして、そんな妹に向けて、俺は話を続ける。
京介「飼うのは反対だ。 だけど、飼い主が見つかるまでってなら、反対はしない」
俺が仮に桐乃の立場だったとして、多分……同じことを言っていただろう。 今の桐乃の様に。
32: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/18(日) 22:53:16.85 ID:px5GbtGY0
京介「こんなことで嘘は吐かない。 本当だ」
桐乃「やった! えへへ」
京介「だけど、しっかり飼い主を探すこと。 それが最低条件だぜ」
33: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/18(日) 22:53:42.49 ID:px5GbtGY0
桐乃「ふひひ。 ひひ」
そう決まってからすぐに桐乃はその場所へと猫を取りに行き、今はその猫を連れて帰ってきている。
そろそろ寝る時間なのだが、桐乃はその猫と構い続けていて、その気配は感じられない。
34: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/18(日) 22:54:26.55 ID:px5GbtGY0
「にゃー」
桐乃「チョー可愛くない!? マジヤバイ!」
お前の顔の方がやべえぞ。 割と真剣に。
35: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/18(日) 22:55:11.00 ID:px5GbtGY0
「シャー!」
……やめて! 歯剥き出しでそんな怖い声を出さないでくれ。 思いっきり威嚇されてるよね、これ。
桐乃「ぷ。 あんた嫌われてるじゃん。 ウケる〜」
36: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/18(日) 22:55:39.56 ID:px5GbtGY0
京介「チッ……俺はもう寝るぞ」
桐乃「あ。 もうそんな時間? あたしも明日学校あるし、寝ないと」
桐乃は言うと、猫をタオルケットの上に乗せ、俺の後に付いて来る。
37: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/18(日) 22:56:38.62 ID:px5GbtGY0
京介「電気消してくれよ」
桐乃「やだ。 あたしもう寝る体勢入ってるし。 京介が消して」
京介「……はいよ」
38: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/18(日) 22:57:09.50 ID:px5GbtGY0
「にゃあ」
……そこ俺の場所だぜ。 子猫ちゃん。
桐乃「ふひひ〜。 可愛いなぁ」
39: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/18(日) 22:57:36.74 ID:px5GbtGY0
桐乃「ベツに良いっしょ。 少しならあたしとくっついても……良いから」
飴に鞭と言った感じ。 事実、俺はその言葉でちょびっとテンション上がったし。 本当にちょびっとだけな。
京介「んじゃ、おやすみ」
40: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/18(日) 22:58:02.62 ID:px5GbtGY0
以上で本日の投下終わりです。
乙、感想ありがとうございます。
41: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/18(日) 23:00:01.62 ID:px5GbtGY0
>>33
三行目誤字。
× そろそろ寝る時間なのだが、桐乃はその猫と構い続けていて、その気配は感じられない。
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