59: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/20(火) 13:15:47.90 ID:tcCZFDmB0
桐乃「分かってるって。 しっかり探すよ」
桐乃「……ふひっ」
やれやれ。 本当に大丈夫かよ。
60: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/20(火) 13:16:16.99 ID:tcCZFDmB0
京介「別に〜」
俺は言いながら、コタツの中へと入る。 ちなみに、桐乃はそこから少し離れた場所で猫とじゃれ合っていた。
桐乃「ふうん。 ま、どーでも良いケド。 それより今日の材料当番そっちじゃなかったっけ?」
61: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/20(火) 13:16:50.19 ID:tcCZFDmB0
京介「うっせ。 んじゃあ俺は買ってくるけど、桐乃も来るか?」
桐乃「んー」
桐乃は少し考え、口を開く。
62: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/20(火) 13:17:20.04 ID:tcCZFDmB0
俺もお前も学校があるから、その時はどうしてもその猫だけになるんだけどな。 ていうか、こいつは多分……ただ遊んでいたいだけだろう。
まぁ、今くらいは良いか。 ずっと飼うわけでもあるまいし。
桐乃「ちょ! 顔舐めないでよ〜! ひひ」
63: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/20(火) 13:17:51.10 ID:tcCZFDmB0
京介「……ただいま」
二度目の帰宅。 今度は部屋の奥からしっかりと返事がある。
桐乃「お! おかえり。 買ってきた?」
64: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/20(火) 13:18:17.61 ID:tcCZFDmB0
桐乃「ほら、猫ちゃん猫じゃらしだよ〜」
桐乃は俺が渡した物を早速、猫のところへと持っていく。 どんだけ楽しみだったんだ、こいつ。
京介「料理の材料、こっち置いとくぞー」
65: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/20(火) 13:18:43.57 ID:tcCZFDmB0
「にゃぁ」
猫は小さくそう鳴くと、俺の方へとトコトコ歩き、床に付いていた俺の手をチロチロと小さい舌で舐め始める。
お、おいマジか。 お前この前まで怖い顔して俺のこと威嚇してたじゃねえか。
66: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/20(火) 13:19:11.48 ID:tcCZFDmB0
「にゃー」
返事をするようにそう鳴くと、今度は俺の体へ自身の体を擦り付ける。
京介「……お礼でも言ってんのか? はは」
67: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/20(火) 13:19:41.95 ID:tcCZFDmB0
……むう。 なんか納得いかねえ。
桐乃「やっぱあたしの近くに居る時の方が嬉しそうだよねー。 当たり前だケド」
言ってろ言ってろ。 俺には別にどうでも良いことだしよ。
68: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/20(火) 13:20:12.83 ID:tcCZFDmB0
桐乃「よし! 待ってろ! あたしはすぐに戻って来る!」
何もそこまで気合たっぷりで言わなくてもな。 どれだけ猫と遊びたいんだお前。
桐乃「言っとくケド、あんた猫ちゃんに手出したらただじゃ済まないからね」
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