713: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/31(土) 13:13:23.39 ID:/Kl/cfxA0
京介「……語尾に「にゃ」って付けて喋ってみてくれ」
桐乃「はぁ!?」
京介「ああ、嫌なら良いぞ? 桐乃がそうだってんなら、俺は諦めるさ」
714: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/31(土) 13:13:49.27 ID:/Kl/cfxA0
京介「おいおい。 ちゃんと言葉で言ってくれなきゃ分からないぜ?」
桐乃「わ、分かった……にゃ」
京介「……」
715: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/31(土) 13:14:25.53 ID:/Kl/cfxA0
って納得してる場合じゃねえ! 桐乃、マジでどうやったら戻るんだ!?
京介「へへ……ちょっと頭撫でていいか?」
桐乃「……」
716: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/31(土) 13:14:54.11 ID:/Kl/cfxA0
桐乃「どうかした……にゃ?」
俺がとてつもない物と心の中で戦っているのを不審がり、桐乃はそう尋ねてきた。
俺、慌てて即答。
717: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/31(土) 13:15:20.69 ID:/Kl/cfxA0
京介「……そうだったのか? 悪い、全然気付かなかった」
桐乃「ち、ちがっ! ……そうじゃなくて」
京介「んだよ? まぁ……あーくそ。 とりあえず寝とけ、そのまま体調崩されたら、つまんないしさ」
718: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/31(土) 13:15:48.75 ID:/Kl/cfxA0
……なるほど。 全部分かった。 そういうことか。
俺はそんな桐乃を殆ど無理矢理抱き抱え、布団まで運んで行く。
京介「何か食べるか? つってももうすぐ夜飯だけど……」
719: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/31(土) 13:16:17.14 ID:/Kl/cfxA0
桐乃「……」
桐乃は返事をせずに、頷きもしない。
そんな桐乃の頭を撫で、俺は言う。
720: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/31(土) 13:16:52.59 ID:/Kl/cfxA0
京介「つうか、さっきまで「お兄ちゃんお兄ちゃん」言ってたのにどうしたんだ? 桐乃」
桐乃「あ、あれは……何でも無い」
京介「そうかい。 まぁ、別に良いけどさ」
721: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/31(土) 13:17:59.94 ID:/Kl/cfxA0
桐乃「……ごめん」
京介「何が?」
桐乃「色々、だよ。 ねえ、京介」
722: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/31(土) 13:18:27.38 ID:/Kl/cfxA0
桐乃「それはちょっと酷すぎ。 でも……酷いのは、あたしかも」
京介「なんで?」
桐乃「あのね、あたし……ウソ吐いた」
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