759: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/01(日) 13:27:05.46 ID:xyeEAHJt0
でも、お兄さんって結構大人っぽいし、見ようによっては女子高生に手を出している変態に見えなくも無い……かな?
ううん。 お兄さんは紛れも無い変態だけど。
……普段はしない。 普段の私だったら。
760: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/01(日) 13:27:31.51 ID:xyeEAHJt0
桐乃「でさ〜」
京介「はは、マジかよ」
途切れ途切れに聞こえて来る会話からは、仲の良さが窺える。
761: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/01(日) 13:28:06.85 ID:xyeEAHJt0
桐乃「……どしたの?」
京介「いや……なんか殺気を感じた」
殺気!? わ、私が殺気を出していたって言うんですか!? ぶち殺しますよ!?
762: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/01(日) 13:28:37.33 ID:xyeEAHJt0
なんか、近寄りがたいオーラを出している様な気がする。
だって、手なんて恋人繋ぎだし……桐乃ったら、お兄さんの体にぴったりくっ付いているし。
これで桐乃は良く「あいつマジキモイ」とか言えるよね……。
763: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/01(日) 13:29:15.26 ID:xyeEAHJt0
水曜日。
今日は学校帰りに仕事。 桐乃も一緒。
私と一緒に仕事の時は、二人で一緒に行って、二人で一緒に帰っている。
764: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/01(日) 13:29:42.40 ID:xyeEAHJt0
京介「だって、そうしたら出てくる桐乃が見れないじゃん……。 あいつ、俺を見つけたときにすっげー笑顔になるから、それが楽しみなんだよ……」
あやせ「とんだ変態ですね……今日も放っておけば良かったです」
京介「じゃあ、逆の立場になってみろよ。 あやせが桐乃を送り迎えするとして、お前はどうする?」
765: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/01(日) 13:30:08.89 ID:xyeEAHJt0
あやせ「でも、今日みたいに警察の方に見られたらどうするんですか……。 桐乃に悪い評判でも付いたら、ぶち殺しますよ?」
京介「笑顔のままそういう台詞を言わないでくれ! 警察も俺みたいな奴より、お前を取り締まるべきだっての……」
あやせ「……それはどういう意味ですか。 お、に、い、さ、ん」
766: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/01(日) 13:30:41.10 ID:xyeEAHJt0
木曜日。
今日は雨。 朝からしとしとと降り続ける雨は、止む気配が無い。
桐乃「雨、止まないね」
767: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/01(日) 13:31:14.23 ID:xyeEAHJt0
あやせ「濡れるのは嫌だよね、やっぱり」
あやせ「でも、桐乃は大丈夫だって。 お兄さんに持ってきて貰えば」
桐乃「あいつ、今ちょっと風邪気味っぽいんだって。 だから無理言って持ってきて貰うのも悪いし」
768: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/01(日) 13:31:41.62 ID:xyeEAHJt0
あやせ「へえ〜? あ〜あ。 折角私の傘に入れてあげようと思ったのに、そんなこと桐乃は言うんだぁ?」
からかうように、私は言う。
桐乃「か、傘持ってるの!? あやせぇ〜。 一緒に帰ろうよぉ〜。 お願ぁい?」
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