852: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/08(日) 00:02:58.84 ID:W+T1XeMX0
そして、次の日の午後。
京介「……やっべえ、すげえ緊張してきた」
本当に大丈夫なのか。 桐乃、怒らないかな?
853: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/08(日) 00:03:27.03 ID:W+T1XeMX0
桐乃「たっだいま〜」
と、上機嫌で言う桐乃。
とりあえず、手錠を服の下へ。 先に見つかったらそれはもう面倒なことになりそうだから。
854: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/08(日) 00:04:12.74 ID:W+T1XeMX0
桐乃「ちょっと、シカト? 良い度胸してんじゃん」
桐乃は言いながら、俺の背中をゲシゲシと蹴飛ばす。
というか、絡み方が恋人や兄貴に対する物じゃない。 明らかにいじめ現場だ。
855: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/08(日) 00:04:40.88 ID:W+T1XeMX0
京介「……何言ってるんだよ? なーんも隠して無いぜ? ほんと。 はは」
桐乃「じゅー、きゅー、はーち、ななー、ろーく、ごー、よーん」
京介「待て待て待て! カウントすんな! ストップ!」
856: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/08(日) 00:05:13.63 ID:W+T1XeMX0
京介「分かった。 言う」
桐乃「ふん。 最初からそうしろっての」
京介「俺はな、桐乃」
857: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/08(日) 00:06:01.99 ID:W+T1XeMX0
……つくづく態度が悪い奴だな! いやまあ別に俺はそんなの気にしてないんだが。
ちなみにこの台詞、殆ど黒猫仕込みである。 あいつが「こう言えば桐乃は喜ぶ」とか言って。
正直信じられなかったが、ブログのこともあるしな……少し、信じてみることにしたのだった。
858: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/08(日) 00:06:33.60 ID:W+T1XeMX0
桐乃「な、なに!? いきなりなにすんの!?」
顔を若干赤くし、桐乃は言う。
京介「だから、お前に分からせてやろうってんだよ」
859: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/08(日) 00:07:09.49 ID:W+T1XeMX0
京介「何って。 言う事聞かないお前に手錠を掛けたんだよ」
桐乃「あんた後で覚えとけ! マジで許さないから!!」
いきなりのことに、桐乃はかなり慌てている様子。
860: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/08(日) 00:07:43.02 ID:W+T1XeMX0
桐乃「……な、なにしようってワケ?」
……やべえ! 超可愛いこいつ! 今すぐにでも「ごめんな」って言ってやりてえ!
でも、でも我慢だ京介。 ここは抑えなければならない。 桐乃の願いを果たす為にも!
861: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/08(日) 00:08:14.00 ID:W+T1XeMX0
桐乃「へ、変態シスコン兄貴のことだから……ヘンなこと」
顔を逸らしながら、ぼそぼそ呟く。
京介「分かってるじゃねえかよ。 ほら、顔こっち向けろ」
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