890: ◆IWJezsAOw6[sage]
2013/09/09(月) 00:27:06.47 ID:eqBkDIFc0
こんばんは。
乙、感想ありがとうございます。
水曜日に投下が出来るか分からないので、今の内にもう一話ちょろっと投下致します。
891: ◆IWJezsAOw6[sage]
2013/09/09(月) 00:28:24.71 ID:eqBkDIFc0
京介「ったく、赤城の奴急に呼び出しやがって……」
そんな愚痴を吐きながらの帰り道。
俺は例の如く、家で桐乃のブログを見ていたのだが、そんな時に赤城から「高坂ぁ! ちょっと話聞いてくれよぉ!」とか電話が来た。
892: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/09(月) 00:29:34.23 ID:eqBkDIFc0
京介「あ、やべ。 パソコン」
思い出した。 あれ、桐乃のブログ開いたままじゃねえか。
ばれると思うだろ? このまま桐乃が帰ったらすっげー怒った顔してたりすると思うだろ?
893: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/09(月) 00:30:01.88 ID:eqBkDIFc0
京介「……うへへ」
あいつが帰ってきたら、どうやって遊ぼうか等と考えながら俺は帰る。
その途中、ポケットに入れていた携帯が鳴った。
894: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/09(月) 00:31:13.33 ID:eqBkDIFc0
「いえ、少しばかりおかしな記事が更新されていたからもしやと思ったのだけれど、大丈夫なら良いわ」
京介「……へえ? 後で見てみるかな。 それよりお前、良いのか? 電話なんかしてて」
「と、言うと?」
895: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/09(月) 00:31:49.58 ID:eqBkDIFc0
……へー。
京介「いくつか質問していいか。 桐乃が家に着いた時間って、どのくらいになると思う?」
「そうね。 わたしの家からの距離を考えると……十三時頃には着いていたと思うわよ」
896: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/09(月) 00:32:19.53 ID:eqBkDIFc0
京介「……俺が生きてたらまた会おうな、黒猫」
俺は言い、電話を切った。
部屋のパソコンは付けっぱなし。 桐乃はその部屋へと既に帰宅している。 そしてブログは更新されていた。
897: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/09(月) 00:32:54.58 ID:eqBkDIFc0
京介「……どうか、どうかばれていません様に。 神様」
ぶつぶつと呟きながら、俺はゆっくりと玄関扉を開ける。
京介「ただいまー」
898: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/09(月) 00:33:22.92 ID:eqBkDIFc0
桐乃にばれない様、パソコンを確認。
うおおおお! スクリーンセイバーナイス! 良くやった!!
桐乃の様子からして、これはばれてない可能性が高い。 やった、やったぜ!
899: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/09(月) 00:33:50.28 ID:eqBkDIFc0
桐乃「も〜。 出掛けるときはちゃんと切っといてよね」
京介「はは、悪い悪い」
……危なかった。 本当に助かったぜ。 ここまで安心したのって、いつ振りだろうか。
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