920: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/09(月) 00:46:53.85 ID:eqBkDIFc0
桐乃「……ヤバ。 ちょっと可愛いかも」
桐乃「も、もっかい言ってみ?」
京介「……わんわん」
921: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/09(月) 00:47:20.34 ID:eqBkDIFc0
京介「わんわん」
桐乃「あんま調子に乗らないでね。 次、犬ならあたし乗せて歩いてよ」
ほんのちょっと調子に乗ったらこれだぜ。 やってられるかっての!!
922: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/09(月) 00:47:49.54 ID:eqBkDIFc0
……すげえ状況だな。
大学生と高校生。
彼氏と彼女。
923: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/09(月) 00:48:35.65 ID:eqBkDIFc0
桐乃「早く歩けっつーの。 やる気あんの?」
京介「いや……だってお前、意外と重い」
桐乃「……は? ちょっと待って、ストップ」
924: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/09(月) 00:49:09.17 ID:eqBkDIFc0
桐乃「でも重いって言ったよね? ん?」
京介「まあ……はい」
桐乃「あんた犬でしょ。 なに飼い主の悪口言ってるワケ?」
925: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/09(月) 00:49:38.09 ID:eqBkDIFc0
桐乃「違うっしょ。 謝り方がなって無さすぎ。 あんたは犬で、あたしはご主人様なワケ。 本当に分かってんの?」
京介「……って言うと?」
桐乃「自分で考えてみ? あたしが納得する謝り方」
926: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/09(月) 00:50:13.77 ID:eqBkDIFc0
京介「申し訳ありません、ご主人様」
桐乃「……ま、良いや。 今回だけトクベツに許してあげる」
京介「ま、マジか!」
927: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/09(月) 00:50:39.37 ID:eqBkDIFc0
京介「ええ、まあ……」
桐乃「まあじゃないっしょ。 ほら」
桐乃「罰……じゃないか、あんたマゾだもんね? 普通の人だったら罰なんだケドぉ。 あんただとご褒美か。 じゃあ仕方ないなぁ、ご褒美あげる、ご褒美」
928: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/09(月) 00:51:07.09 ID:eqBkDIFc0
桐乃「はい、じゃあほら、舐めろ」
……今のよしよしってのがご褒美じゃなかったの!?
桐乃は俺に手を差し出す。 今度は指を舐めろとのことらしい。
929: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/09(月) 00:51:34.06 ID:eqBkDIFc0
今日は俺に拒否権という物は存在しないので、結局従うことになるのだが。
俺は桐乃の手を取り、細い指を口に入れ、舐める。
桐乃「……どう? 美味しい? ふひひ」
930: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/09(月) 00:52:00.86 ID:eqBkDIFc0
桐乃「ねーねー。 あんたさ、そんな変態ならもしかしてまた足舐めたかったりすんの? ねえねえ」
反射的に首を横に振ろうとする。
したのだが。
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