過去ログ - まゆ「魂の選択」
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24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/19(月) 00:52:15.61 ID:a0RDO+7eo
P「おっと、危ない」

まゆ「あ、プロデューサーさん……ごめん、なさい」

P「まゆ、お前、俺の言ったことを無視したな? あんまり無茶すんなよって言ったろ」
以下略



25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/08/19(月) 00:52:55.64 ID:a0RDO+7eo
みく「ねえねえまゆチャン」

まゆ「何ですか?」

みく「まゆチャンって、すごいんだね。まさか今日、みくがこの前初めてやったレッスンまでやるにゃんて、思ってなかったにゃ」
以下略



26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/08/19(月) 00:53:36.82 ID:a0RDO+7eo
その前に、この一日の続きを話そう。彼女の知らない、続きのお話。
プロデューサーが二人を家に送り届け、事務所に帰ってきた後の事だ。

P「ただいま帰りましたー」

以下略



27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/08/19(月) 00:54:25.42 ID:a0RDO+7eo
Phase 6
まゆが事務所に所属してから、少し経った。あの時無理をしたせいだろう、まだ体中が痛む。
でも、こんな痛みに負けているようでは、立派なアイドルになんかなれない。
そう自分に言い聞かせ、事務所へと続く階段を上る。
今日は日曜日、太陽が事務所の真上を通る頃。
以下略



28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/08/19(月) 00:55:16.92 ID:a0RDO+7eo
P「ああ……お金がないからな、事務所にストックしてあるこいつを食うという選択肢しかないのだよ」

P「いや、決して貧乏ってわけじゃないからな! 毎日いろいろ食うくらいにはあるからな?」

P「弁当作るって考えもあったんだけど、いざやろうとするとなかなかできなくって……」
以下略



29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/08/19(月) 00:56:05.55 ID:a0RDO+7eo
準備を整え、車に乗ってスタジオへ向かう。
部屋に入ったときには、レッスン開始時間を少し過ぎていた。

トレ「あら、二人とも? もうレッスンを始める時間は過ぎてますよ?」

以下略



30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/08/19(月) 00:56:41.23 ID:a0RDO+7eo
ああそうだ、すっかり忘れていた。プロデューサーさんって、いつもどんなものを食べているんだろう?
お弁当に苦手なものを入れて、がっかりさせてしまったらどうしよう。
そんなことに今気が付くなんて……いや、むしろ今気が付いてよかったのかもしれない。

まゆ「みくちゃん、ちょっと聞きたいことが」
以下略



31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/08/19(月) 00:57:24.92 ID:a0RDO+7eo
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みく「お、Pチャン! ついにラーメン卒業ですかにゃ」

P「違う。うまそうだったからつい買っちまった……うぐぐ」

以下略



32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/08/19(月) 00:58:07.53 ID:a0RDO+7eo
みく「んー、おいしいにゃあ。お弁当の卵焼きはやっぱり甘いのに限る……あれ、Pチャンどったの」

ちひろ「ああ、みくちゃん。やってしまいましたか」

みく「え、何を?」
以下略



33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/08/19(月) 00:59:23.80 ID:a0RDO+7eo
みく「次の日、本当に焼き魚弁当買ってきやがったにゃ。しかもちょっと高いやつ。信じられないにゃあ」

みく「まあもったいないし食べたけどね? 頑張ったにゃ……もうお魚食べたくにゃい」

みく「という訳で、Pチャンは卵焼きが好き! 甘い奴!」
以下略



34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/08/19(月) 01:00:20.39 ID:a0RDO+7eo
Phase 7
翌日。朝早く起きて、昨日作ったおかずを弁当箱に詰める。作業をするまゆの左手には、絆創膏が三つほど貼られている。
結局、お弁当はうまく作れた。でも、こんな手をプロデューサーさんに見せたら、なんて言われるだろう。
それを考えるだけで、頭が痛くなる。気持ち悪くなる。吐き気がする。
とりあえず左手に手袋をはめ、準備をして家を出る。結構早い時間だから、事務所にはまだ誰もいないだろう。
以下略



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