6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/08/19(月) 00:31:29.25 ID:a0RDO+7eo
Phase 2
まゆ「――あらぁ、ここ、どこかしら」
気が付けば、そこは電車の中。どうやら、電車に乗ってそのまま眠ってしまったようだ。
窓の外は、真っ暗だ。外には、何も見えない。そもそも、何があるのかすらわからないほどに、黒く染まっていた。
それに、いつ、どうやってこの電車に乗り込んだのだろう。何も、思い出せなかった。
それからすぐに電車が止まる。とりあえず外に出て、ここがどこか確かめなくては。
プロデューサーさんに電話したら、迎えに来てくれるはずだから……
と、その時、自分が何も持っていないことに気が付いた。
携帯がない。プロデューサーさんと連絡を取る方法がない。どうしよう。
電車は、ここで降りろと言っているかのように、いつまで経っても動き出さない。
仕方ない、後の事は降りてから考えよう。
まゆが電車から降りると、すぐに電車は発車していった。
そして、目の前にあるのは、大きな古い建物。正面には、大きな門が付いている。
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