過去ログ - P「ゆきぽを犬と遊ばせよう」ゆきぽ「ぽえっ?!」
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25: ◆/FnSDSFpPM[saga]
2013/08/20(火) 14:32:15.98 ID:96+BThOJ0
???「どうしたんだ!」

騒ぎに感付いたのでしょう、そこへ今度はゆきぽの後ろ、家の方から男の人が出てきました。きっとここの家主で、マスティフの主人なのでしょう。

ゆきぽは家主にも藁をも掴む思いで助けを求めましたが、ギロリと睨まれて小さくなりました。主従揃って不法侵入者には厳しいようです。

家主「何だこの薄汚い奴は……」

マスティフ「ハッハッハッ」

やりました、とでも言いたげに主人にすり寄るマスティフ。見知らぬ相手には容赦なくとも飼い主には忠実でよく甘えるそうです。家主もよしよしとその頭を撫でました。主従関係は良好のようですね、どこかの誰かさんとは大違いです。

ふと、家主が門の向こう側に立つPの存在に気付いたようです。

家主「あの、あなたは? もしかしてこいつの飼い主ですか?」

P「いえ、知りませんよそんなの。たまたま通りすがっただけです」

ゆきぽ「ぽ、ぽええぇぇぇっ?! ぽいいいいいいいっ!!」

ようやく喋ったと思ったPに突き放され、絶望の淵に追いやられるゆきぽ。信じられないという風に目を大きく見開いて、ぷちどるらしい愛らしさはどこにもありません。

P「早く追い出すなり処分するなりした方がいいと思いますよ。では」

抑揚のない声でそう言い残して、Pはさっさと門の前から離れていきました。

ゆきぽ「ぽええええええええ!! ぽえええええええええええええ!!!」ガンガン

残った力を振り絞って必死に叫び、門を叩くゆきぽ。叫び疲れて喉も痛み、手の皮は破けて血が滲みますが、ゆきぽは助けを乞うことをやめません。それでも、Pが返事をすることはありませんでした。

ゆきぽ「ぽおおおおおえええええええええ!!! ぽぎゃああああああああああああああ!!!」

家主「こらうるさいぞ! こっち来い!」

家主に首根っこを掴んで持ち上げられ、そのまま家の方にゆきぽは連れていかれました。その後をマスティフが嬉しそうに尻尾を振りながらついていきます。

それからゆきぽはどうなったのでしょうか。命だけは見逃してもらえたでしょうか、それとも……。





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