2: ◆1Cz5bN8eQk[sage sage]
2013/08/20(火) 11:09:08.85 ID:I2/0d4GA0
蚊女「なんでよ!そんな事をして何の得があるの!?」
蚊女「パイロットとして敵を倒すのは女の仕事じゃない!!」
蚊「それはそうだけど……」
蚊女「敵は…'ヒューマン'は狡猾な生物…」
蚊女「無闇に出撃しても逆に撃墜されるのがオチよ!!」
蚊「それでも僕は行かなきゃならないんだ…」
蚊「これ以上、周りの女の子達を危険な目には合わせたくないんだ!」
蚊女「!!」
--------
僕達の町からも既に多くの女達がパイロットとして飛び立って行った
彼女達の帰還率は7割程度
それはつまり、私達は一度の作戦毎に部隊の3割を失うという事に他ならない
それでも皆が出撃を繰り返すのはそれが'義務'だからである
蚊社会の文明が進み高度な技術を得てからはまるで人間達の様に好きな生活が出来る様になった
例えば日々の食事や雑貨を販売する末端小売店や嗜好品を販売する専門店
珍しい食事や酒類を出す飲食店や賭博行為紛いの事をする遊戯店
この様に集団での社会生活が確立され始めると其処には当然ルールができる
そして、ルール違反をした者を戒め模倣者の発生を抑止する為の'法律'と'執行機関'ができる
それが世に言う'皇帝蚊憲法'および'蚊警察執行隊'である
そしてその中にはこういった一文が含まれていた
--それぞれの蚊集落は集落規模に応じた血液を確保し政府に献上しなければならない--
--------
39Res/42.86 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。