過去ログ - 雪ノ下「比企谷君、今からティーカップを買いに行かない?」
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184: ◆GULJi96aoSzS[sage]
2013/08/25(日) 23:14:54.82 ID:p8Qx37VE0


「やったー、ゆきのんとヒッキーと同じカップだ〜。同じカップで同じ紅茶だ〜」

 そうはしゃながら飲む由比ヶ浜を挟んで俺と雪ノ下の目と目が合った。


「俺は知っているぞ」と目で合図をする。

「えっ、何のこと?」と小首を傾げてとぼけている。


 雪ノ下はティーポットにいつもの茶葉と一人分のお湯を入れて紅茶を作っていた。
 だから、由比ヶ浜は俺たちとは違う紅茶を飲んでいる。

 雪ノ下はあの紅茶を2人だけの特別な紅茶だと考えているようだ。
 もちろん、俺もそのつもりだ。


 
 仕切り直しに再び視線を合わせなおす。
 もう一度互いの気持ちを確かめ合うための大切な儀式だ。

 お互い柔和な笑みをたたえると目と目は離した。


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