過去ログ - 雪ノ下「比企谷君、今からティーカップを買いに行かない?」
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296: ◆GULJi96aoSzS[sage]
2013/09/05(木) 23:25:00.46 ID:teEibWel0


「さんざん混乱させた挙句、担任が1辺1cmのサイコロを黒板に書きだしてこれが1立方センチメートル
だなんてやりだす。そんな簡単な事だったら最初から教えとけよって。それまでの努力がすべて否定
され、あの努力は何だったのか…… と著しくやる気を低下させてくれる。それに、赤ペン先生だと
以下略



297: ◆GULJi96aoSzS[sage]
2013/09/05(木) 23:26:49.26 ID:teEibWel0


「あなたの言っていることにはおおむね賛同するわ。だけど、その歪んだ性格を形成したのはあなた
自身のせいだけではなく、文科省にも責任の一端があるというのは早計だわ。どうしてそこまでの極
論に至ってしまうのかしら。これ以上あなたの話を聞いていると眩暈を起こしそうだわ」
以下略



298: ◆GULJi96aoSzS[sage]
2013/09/05(木) 23:29:06.48 ID:teEibWel0



「この学習法の最もいやらしい部分は練り合いだとか称してグループで解き方を話し合わせるんだよ。
俺のようなぼっちにとっては苦痛そのものの時間だ。もっとも俺は、だんだんと算数の勉強が嫌いに
以下略



299: ◆GULJi96aoSzS[sage]
2013/09/05(木) 23:31:03.97 ID:teEibWel0


「それと、黒板の前に立たされて説明されられるのだけど、間違えようものなら鬼の首を取ったかの
ようにやいのやいの騒いだと思えば、正解したらしたでチッとか舌打ちされたり嫌味を言われたり……。
あれを根絶やしにするのに一体どれだけの時間と労力を費やしたことかしら。あの低脳ども!」
以下略



300: ◆GULJi96aoSzS[sage]
2013/09/05(木) 23:36:33.14 ID:teEibWel0
あーすっきりしたw

続き行きます。


301: ◆GULJi96aoSzS
2013/09/05(木) 23:38:54.25 ID:teEibWel0


     ×   ×   ×   ×


以下略



302: ◆GULJi96aoSzS
2013/09/05(木) 23:39:48.94 ID:teEibWel0



「比企谷くん、あなた私の説明を聞いていたのかしら?」

以下略



303: ◆GULJi96aoSzS
2013/09/05(木) 23:41:38.39 ID:teEibWel0


 これにはちょっと調子が狂ってしまった。

 なんかこう、勉強に戻るきっかけを失ったというか。
以下略



304: ◆GULJi96aoSzS
2013/09/05(木) 23:42:58.07 ID:teEibWel0


「そ、それだったら、この問題もこうやって代入したらいいのか?」

と震える手つきでノートに書き込む。
以下略



305: ◆GULJi96aoSzS
2013/09/05(木) 23:44:25.27 ID:teEibWel0


 例題をひと通り解いたところでティータイムになった。

 今日は、雪ノ下と二人きりのときにだけ飲むシャンパーニュロゼという紅茶だ。
以下略



306: ◆GULJi96aoSzS[sage]
2013/09/05(木) 23:45:32.50 ID:teEibWel0
これにて本日分は終了です。

では、また明日です。


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