過去ログ - 雪ノ下「比企谷君、今からティーカップを買いに行かない?」
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387: ◆GULJi96aoSzS
2013/09/08(日) 02:25:34.07 ID:l5+NBkCQ0


     ×   ×   ×   ×


 一夜明けた放課後。

 部室に向かう廊下で目前に迫った受験に憂うため息や冬休みを前にして浮かれ気味にはしゃぐ歓声と
すれ違った。


 それらと隔絶された世界への入り口を開けた。


 うつらうつらと静かに目をつむる美少女がそこにいた。

 雪のように透き通った肌はみずみずしさをたたえ、長く伸びたぬばたまの髪はしっとりと潤い天使の
輪を描いている。

 その美少女はまるで魔女の毒りんごで眠らされたかのように美しさを誇りながらもただただ時の流れ
に身を任せていた。


 つややかな唇に挟まったかけらを吸い出してもらうのを待っているがの如く。




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