過去ログ - 雪ノ下「比企谷君、今からティーカップを買いに行かない?」
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518: ◆GULJi96aoSzS
2013/09/15(日) 02:03:59.26 ID:uhzeDYYe0


「サンキュー、雪ノ下。今日もたっぷりつき合わせて悪かったな」

 雪ノ下の方を向くが反応はない。
以下略



519: ◆GULJi96aoSzS
2013/09/15(日) 02:05:26.67 ID:uhzeDYYe0


「雪ノ下……」

 再び何かしてしまったのか問おうと向き直った時、雪ノ下と一瞬あった目が三度そらされた。
以下略



520: ◆GULJi96aoSzS
2013/09/15(日) 02:11:58.72 ID:uhzeDYYe0


 今日一日のことを思い返してみると、今日はまだ雪ノ下に罵倒されていないことに気付いた。

 雪ノ下と出会ってから数か月経つが、今までこんな日はない。
以下略



521: ◆GULJi96aoSzS
2013/09/15(日) 02:15:26.58 ID:uhzeDYYe0


「お前なんであんな雨の中、突っ立てたんだ。渋谷駅前に鎮座する犬かよ」

 待ってましたとばかりに沈黙を破っていつもの雪ノ下が帰ってきた。
以下略



522: ◆GULJi96aoSzS
2013/09/15(日) 02:17:24.66 ID:uhzeDYYe0


「お前、人の名前もじって遊ぶのやめてくれる? 人の名前を馬鹿にしちゃいけないって教わらなかっ
たのか?」

以下略



523: ◆GULJi96aoSzS
2013/09/15(日) 02:18:18.88 ID:uhzeDYYe0


 傍から見れば間違いなくドン引きするであろうやり取りだが、俺たちにとってはこれは大切なコミュニ
ケーションだ。

以下略



524: ◆GULJi96aoSzS
2013/09/15(日) 02:20:42.62 ID:uhzeDYYe0


     ×   ×   ×   ×


以下略



525: ◆GULJi96aoSzS
2013/09/15(日) 02:22:04.38 ID:uhzeDYYe0


「うるせー、犬のように誰にでもいい顔して尻尾を振ってる真似ができてりゃ、ぼっちなんかやってねーよ」

 雪ノ下は額に手をあてるお決まりのポーズで、
以下略



526: ◆GULJi96aoSzS
2013/09/15(日) 02:25:37.23 ID:uhzeDYYe0


 俺はもう一言反撃を加えたいところだったが、言葉を深読みし過ぎて軽くテンパってしまった。

 言おうとしていたことを忘れてしまい、口を開けば、
以下略



527: ◆GULJi96aoSzS
2013/09/15(日) 02:26:51.82 ID:uhzeDYYe0


 2人向かい合わせで俯き、互いに次の言葉の糸を手繰り寄せようとしていた。
 

以下略



528: ◆GULJi96aoSzS[sage]
2013/09/15(日) 02:28:14.38 ID:uhzeDYYe0
眠くなったので終了します。
では。


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