過去ログ - 雪ノ下「比企谷君、今からティーカップを買いに行かない?」
1- 20
828: ◆GULJi96aoSzS[sage]
2013/10/05(土) 21:48:40.89 ID:Xf/M4Oxro


「あっ……。俺、あいつのメアドも携帯の番号も聞いてなかった」

 小町は呆れで顔で額に手をやった。
 まるで誰かさんが乗り移ったみたいだった。

「比企谷くん、いくらあなたが女性に縁がなかったからといって恋人である私の連絡先を知らな
いとは、いったいどういうことかしら。あなた私と本当に付き合う気があるのかしら。それとも
なにか、私から逃げられると思っているのなら大間違いよ。明日両親を連れて、あなたのご両親
のところに挨拶に伺ってもいいのだけれど」


「怖ぇよ。……それに、雪乃の真似しゃべり方意外全然似てねぇよ。だいたい雪乃は、比企谷くん
なんて言わない。はちま……、な、何でもねぇよ。さっさと忘れろ」

 危うく余計なことを言ってしまうところだった。
 いつも雪乃に余計なことを言って傷口を抉られるのだ。
 どうもこの口調で何か言われるとついつい余計な事をしゃべってしまいたくなってしまう。
 俺ってマゾヒストだったの?


「へー。雪乃さんに『八幡』って呼ばれているんだぁー。は・ち・ま・ん・お・に・い・ちゃ・ん」

 小町は自分で言っておきながら勝手に顔が真っ赤になっていた。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/491.28 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice