過去ログ - 雪ノ下「比企谷君、今からティーカップを買いに行かない?」
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91: ◆GULJi96aoSzS[sage]
2013/08/25(日) 00:05:10.72 ID:p8Qx37VE0


「ヒッキー、ゆきのんに何か言ってやってよー」

「お前が言って駄目なら俺なんてなおさらだろ……、なに俺を昇天させたいの?」

「あら、比企谷くん、……あなた自殺願望があるの? 昇天したいだなんて……。 確かに、あなたのように無為に
人生を送ってきたために『未来』という言葉が『絶望』という言葉に置き換わるような存在であれば仕方がないのだ
けれど……」

 なにそれ、お前の座右の銘ってもしかして「常在戦場」なの?
 きっとバレーでサーブが自分の方に飛んできたら、パブロフ先生もびっくりの条件反射でレシーブなしの即スパイク
とか決めちゃうんでしょ?

「ゆ、ゆきのん……」

「お前の耳は腐ってんのか?」

「えっ、あなたは自分の目だけではなく耳までも腐ってしまったことを認めてしまったのね?」
 雪ノ下は、こめかみに手を当てて憐れむ目で俺を見つめる。

 なんでそうなるんだよ……。
 これ以上、雪ノ下と話していたら本当に俺の未来が真っ黒く塗りつぶされてしまいそうな気がしたので、会話を打ち切る。
 これまでの人生はほとんどが黒歴史なのに、この先未来永劫真っ暗闇が続くだなんてマジ勘弁。



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