過去ログ - 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「その2だね」
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924: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2013/12/19(木) 02:39:17.80 ID:R1E93cZx0

俺が静かに放った言葉に、顔を上げ反応する奈緒。



由比ヶ浜「ヒッキー、それホント!?」

雪ノ下「……」



笑顔を見せて言う由比ヶ浜に対し、俺を見る雪ノ下の表情は暗かった。どこか睨んでいるようにすら見える。
しかし俺は気にせず、言葉を続ける。



八幡「要は、今奈緒に向けられている悪評や批判を解消させればいいんだ」

由比ヶ浜「でも、それが出来ないから困ってるんでしょ?」

八幡「そうだな。けど、別に何も解消させなきゃいけないわけじゃない」

由比ヶ浜「?? どういう……?」



何を言っているのか分からないという表情で首を傾げる由比ヶ浜。



八幡「簡単な事だ。その悪評を、別の対象に逸らせばいい」

雪ノ下「ッ! あなた、まさか……」



俺の考えに思い至ったのか、雪ノ下が鋭い視線を俺へと向けてくる。




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