過去ログ - 女騎士「私の事を好きにならない人間は邪魔なんだよ」煮込み6杯目
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941:ゴミクズ ◆nJFtHmO8u2[saga]
2013/09/20(金) 01:56:45.74 ID:ojtqz1yWo
エルフ三男「ましなんてもんじゃあない。それこそ雲泥の差、比べるまでもない……」

勇者「比べられてたまるものかよ、ブロンドの悪魔なんかと……!」

エルフ三男「いちいち人をイラつかせる野郎だな、ちっとは他人を思いやる言動はできねェのか?」

勇者「あなた達には言われたくないな。虚言で巧みに周囲を躍らせるのはそちらの十八番だろ、思いやりなどと……」

エルフ三男「……もうさぁ、顔も見たくねえのよ、魔物の顔なんかさあ」

勇者「……」

エルフ三男「要は『勇者サマ』の仮想敵だろ。そんなんに振り回されんのはウンザリなんだよ……やってらんねぇ。
飽きもしねえで、アタマのわりい人間相手に勇者サマ魔王サマ神サマっつってさ、勘弁してくれよ。何年続ける気だ、ボケ。
どっかとどっかで物言いが起こるたび、迷惑被るのはエルフ。エルフエルフエルフ! そうだよな、いっちばんちょろい相手だもんなあ。 
その上テメェらで勝手に『気難しい、気まぐれ、恩知らず』みてえなレッテル貼りやがって。おお、怖い怖い。イジメっ子の思想だぜ」

将軍甲「(妙な事並べ立てやがって……!)」

エルフ三男「そりゃあ、最初のうちはイイ顔もしてやってたさ? テメェらと違ってマトモな思考回路持ってるわけだからなあ。
勇者の末裔、英雄の再臨だとか祀り上げられたボンクラの相手も何度か……オレが役職に就いてから、何度かあったさ。
それが、フタをあけてみりゃあどうだ? 敬語もろくに使えねえ、小生意気な学生に毛が生えた程度…
それ以下だな、いかれた妄想にまみれたカワイソーなアホが、信者と一緒にぞろぞろオレらを冷やかしに来るんだ。
やれ協調政策を取れ、やれ農地改革に協力しろ、やれ上下水道の重要性を理解すべきだ、エトセトラエトセトラ……」

勇者「……」

エルフ三男「いくつかは興味深い案件を持ってきた奴もいた事ァいた。だが、九割がたは思い上がりも甚だしいクソガキだったな。
東洋の輪廻の思想まで持ち出してきたアホもいた。こことは違う世界から来ました。内政に参加させてください、力になりますってな。
親父や兄貴なんかは、暇つぶしにはした金持たせて遊んでたが……正気か? って聞きたくなるってもんだ。横で聞いてて胃が痛くなる。
だってそうだろ? 国庫から決して安くないカネをドブに捨てるのを、指咥えて見てるわけだ。死にたくなるね、倉庫番としてはさあ」

賢者「(輪廻……転生思想の事……?)」


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