過去ログ - 女騎士「私の事を好きにならない人間は邪魔なんだよ」煮込み6杯目
1- 20
947:ゴミクズ ◆nJFtHmO8u2[saga]
2013/09/20(金) 02:27:41.56 ID:ojtqz1yWo
エルフ三男「平等、人魔共存、奴隷解放……ああ、聞こえはいいよな、聞こえは。貧乏人にゃあこれ以上にキくものはない。
でもさあ、それってもうぶっちゃけ、耳にタコってレベルじゃないのよ。聞き飽きたわけ。何回同じ事やってんの?」

勇者「同じ事……!?」

エルフ三男「おたくら魔王軍に『叡智の教義』をもたらした勇者の世代……
さすがにそんな大昔の事は知らねえが、それ以降の『自称英雄』どもも、こぞって似たような事言っててよお。
中には……まあ、ほんの一部の地域で目的を成し遂げた英雄さんもいたさ。綺麗事を実現するってのは、そりゃあ尊敬されるべき偉業だよ。
それが今の世まで続くかって事ぁ置いといてさあ。自由主義だとか、人権尊重もいいんだけどさあ。
帝国領のはずれ、冬を越すのも一苦労な農民に、身に余る自由をくれてやって喜ぶと思うか?」

勇者「……何が言いたい」

エルフ三男「だからさあ。お前らがやりたいのは、普遍的な個々の権利の擁立・憲章の発行なわけだろ。
『さあ、解放してやりましたよ奴隷ども。自由に生きて御覧なさい』。ピーッとお前らはスタートのテープを引く。
大陸の理性ある者たちを一列に並べて……よーいドン! はやいはやい、ウサギさんはどんどん先にリードしていくぞー!」

勇者「……」

エルフ三男「……どれだけのカメさんが、最初の方でドンづまって干からびるんだろうなあ?」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/268.86 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice