過去ログ - 【咲×?】寄ってらっしゃい見てらっしゃい咲SSの時間だよ【百合】
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34:【咲×怜 23:妬む】〜園城寺の変[saga]
2013/08/27(火) 22:46:40.67 ID:WBtUrjCR0
「謀反、謀反です!!」

怜「…騒がしいな、どないしたん」

「宮永軍およそ1万がこちらに侵攻中とのことですっ!」

怜「…………ちょい待ち」キュイィィン

怜「これはウチは逃げられへんな。あんたらだけでも逃げや」

「しかしっ」

怜「命令や、従わへんならウチがその首切ってやってもええんやで?」

「…わ、分かりました」タタタ

怜(……宮永軍、か)

ワーワー オンジョウジトキヲサガセー

怜「来よったか…」

咲「こんばんわ、怜さん」ニコ

怜「時間的にはおはように近いかもわからんな」

咲「じゃあ、おはようございます」

怜「こんな早い時間にモーニングサービスなんて頼んどらんで」

咲「早起きは3文の得ですからね」

怜「3文じゃ割に合わんなぁ。あと、その手に持っとる物騒なもんしまってくれへんかな?」

咲「物騒だなんて…。いい小太刀でしょ? 今日のために新調したんですよ」

怜「さよか…。まったく、竜華と違って気が利かへんな」

咲「…なんでここで竜華さんの名前が出てくるんですか?」ギリッ

怜「ちゅうか、そもそも竜華の援軍に行けってゆうたはずなんやけどな」

咲「竜華さん竜華さん竜華さん竜華さん。そればっかり!」

怜「まあ、竜華は有能やしなぁ。冬の寒い日なんかには、ひざを温めて帰りを待ってくれたなんてエピソードもあるし」

咲「そ、それだったら。私は全身温めて待ってますから!」

怜「分かっとらんな、まったく分かっとらん。竜華のムチムチな太ももやから至高の膝枕が味わえるんや。咲ちゃんが全身温めても竜華の域に到達するのは無理や」

咲「分かってます…。どうやっても、竜華さんには敵わないって。だったらもう、2人だけの世界に行くしかないって、そう思ったんです」ギュッ

怜「……分かっとらんな、ほんま」

咲「鳴かぬなら、殺してしまえ…。でしたっけ?」チャキ

怜「ホトトギスはなぁ…。あんなもん、いくらでも代わりおるし。でもな、代わりのおらんもん、殺したらアカン! それにな、咲ちゃんの代わりなんておらへんで」

咲「で、でも。怜さんは竜華さんのことが好きなんですよね?」

怜「ああ、好きやで!」

咲「じゃあやっぱり、私のことなんか眼中にないんですよね…」

怜「いや、ある!」

咲「え?」

怜「咲ちゃんは分かっとらん。この時代、できる武将は側室取り放題なんやで!」

咲「なるほど! その手がありましたね!」

怜「さすが咲ちゃんや、理解が早くてええ子や」ナデナデ

咲「それほどでも」///

怜「さあ、じゃあちゃっちゃと竜華の援軍に行くで。次の獲物は安芸のちゃちゃのんや!」 (了)


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