過去ログ - 【咲×?】寄ってらっしゃい見てらっしゃい咲SSの時間だよ【百合】
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985:宥咲 3:懐かしむ[sage]
2015/09/10(木) 06:43:49.88 ID:PuXeYhMAO
「好きです、宥さん!」

インターハイが終わった日、わたしは生まれてはじめて告白をしました。相手は阿知賀女子の松実宥さん。

「はい、喜んで」

わたしは嬉しさのあまり、彼女を抱きしめました。天にも昇る気持ちとは正にこのことでしょう。

「かなり大胆だじぇ」

「へぇ〜、やるじゃない」

「ハルちゃん私も…」

その場にいた清澄の皆、阿知賀女子の皆、全員祝福してくれました。一人便乗して告白した人がいたそうですが。

それからのわたしは、宥さんと一緒にいるため、自分でも信じられないぐらいの行動力を発揮しました。奈良に行くために父を説得し、阿知賀の編入試験を受け、松実館で働きました。ミスすることもありましたが、宥さんと一緒にいるため、玄さんの指導を受けて、必死に頑張りました。

それから4ヶ月、クリスマスが近付いたある日のことです。
仕事を一段落して休憩していると、玄さんが話しかけてきました。

「最近咲ちゃん頑張ってるね。すっかり松実館の一員だね」

「そんな、わたしなんてまだまだ…」

「ううん、今の咲ちゃんならお姉ちゃんを任せられるよ」

「え、それって…」


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