過去ログ - 後輩「わたしは、待ってるんですからね」
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170:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/30(金) 20:06:30.95 ID:2i4JNhXpo

 ぼんやりと浸っていると徐々に人が増え始めた。 
 賑やかになりはじめるが、クラスメイト達の表情もどこか精彩を欠いている気がする。
 
 みんな雨が憂鬱なんだろうか。月曜日だからだろうか。
 雨の日と月曜日は気が滅入るってカーペンターズも歌ってたし、両方かもしれない。
 
 ぼんやりとそんなことを考えながらシャーペンで定規を弾いて遊んでいると、ビィ派とシィタ派が登校してきた。

 二人とも眠そうだった。

 せっかくなので「眠そうだね?」と訊いてみる。

「……いや、うん。朝までゲームしてた」

 ビィ派の答えはそれだった。いつものことだけど、生活を犠牲にしてまでゲームをする情熱はすさまじい。
 なんてことを、俺がからかい半分にビィ派に言ったりすれば、

「どんな形であれ、何かに熱中できるほうができないよりはいいよ」

 とシィタ派が大真面目に返してきたりする。どうだろう?




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