過去ログ - 後輩「わたしは、待ってるんですからね」
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以下、新鯖からお送りいたします
[saga]
2013/09/11(水) 19:02:30.03 ID:H7FQDfEZo
そんなことを考えているうちに、俺はなぜか従妹のことを思い出した。
それから彼女が昨夜俺に言ったいくつかの言葉を思い出した。
こっちに来た理由を訊かなかったのは、気を遣ったわけではない。分かったようなつもりになっていたわけでもない。
面倒だったからだ。どうせ何か面倒な理由があるに決まっていると思った。
他人の問題になんて最後まで関われない。
最後まで責任をとれないなら最初から関わらない方がマシだ、というのが俺の考えだった。
何が起こっているのかを知れば何かを言わなきゃならない。
だから最初から距離を置いた。何かの責任を負うなんてまっぴらだ。
そういう意味では、たった今読み終えた小説は、ある種の暗示と言えるのかもしれない。
とはいえ、聞いたところで何ができるというわけでもない。
あるいは、それでも聞くべきだったんだろうか。
よく分からない。
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