過去ログ - 後輩「わたしは、待ってるんですからね」
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418:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/18(水) 19:07:12.59 ID:HkmCtYrLo



 意識を取り戻した時、俺は自室のベッドの上にいた。

 灯りはついたままだった。俺は立ち上がり時計を探した。
 でも、すぐに思い出す。この部屋に時計はない。だから俺はすぐに時間が分からなくなってしまう。

 眠る前のことがよく思い出せなかった。自分が今置かれている状況がつかめない。
 今日は何曜日だったっけ?
 
 ひとまず必要な情報は時間だった。今が何時なのか分からなければ、行動のとりようがない。
  
 手足の感覚はいつになく頼りない。ベッドの枕元から携帯を探す。
 それはたしかにそこにあった。でも、電源が入っていない。
 
 電池が切れているのかと思い、充電してから電源を入れようとする。つかない。 
 何かの拍子で壊れてしまったんだろうか? 壊れるようなことをした記憶はない。

 でも、よくよく考えてみれば……いつから壊れていたんだろう? 
 最後に携帯をつかったのがいつだったか、すぐには思い出せなかった。




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