過去ログ - 後輩「わたしは、待ってるんですからね」
↓
1-
覧
板
20
439
:
以下、新鯖からお送りいたします
[saga]
2013/09/20(金) 18:42:12.50 ID:TSSmLI+Wo
◇
土曜日だった。考えてみれば自然なことだ。金曜の次は土曜だと決まってる。
そして土曜と言えば、従妹が帰ると言っていた日だ。
そう考えてみれば、昨日そのような会話を誰かとしたような気がする。
さて、と俺は思った。何をすればいいだろう? 何も思いつかない。
いつもそうだ。手持無沙汰で居場所がない。でも、そんなことを今考えたところでどうしようもない。
俺はしばらくぼんやりと考え込んでいた。
ふと、さっきまで見ていた夢のことを思い出す。その内容が妙に気にかかった。
とはいえ、もちろん内容自体は覚えていない。なんとなく気がかりな夢だった気がしたのだ。
結局俺は二時間あまり自室のベッドで寝転がりながら、その夢の内容を思い出そうとしていた。
もちろん、夢の内容が思い出せたりはしなかった。
六時を過ぎると父や妹も起床し、家の中に物音が起こり始める。
いつも通りの土曜の朝だ。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
642Res/457.09 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 後輩「わたしは、待ってるんですからね」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1377165370/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice